--君にあげる。--
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#171 [まきやま]
「違う違うっ!!
先生は悪くないよ」

美嘉は焦りながら
手を横に降る。

諒はゆっくり
美嘉を見る。

⏰:07/06/01 02:16 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#172 [まきやま]
「な〜んか…
今はあまり会いたく
無かった…かも。」


美嘉は軽く笑った。


「…そっか。」

諒はうつ向く。

「何かね?
あたし…学校に
戻れるのかな〜って
少し不安になって」

⏰:07/06/01 02:19 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#173 [まきやま]
いや.学校に
戻れる.戻れないは
あまり問題じゃ
無いのかも…。


あの3人の事を
嫌いになった今.


あたしにとって
友達といえるのは
誰なのかな…?


不安だよ。
誰かいないとあたし
無理だもん。

⏰:07/06/01 02:24 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#174 [まきやま]
諒先生が
あたしの頭を
ポンポンたたく。


優しい笑顔が
こちらを向く。


きっとあたしの
強がりな言い訳を
理解してくれた
…のかな?


「ゆっくり
治していこうな。」

⏰:07/06/01 02:27 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#175 [まきやま]
先生は本当に
器のデカイ
良い先生だよ。


「…そうだね。」

あたしはコクンと
うなずいた。


「たっちゃんにでも
会ってくれば?」

諒先生はにまにま
笑っている。


あたしもつられて
頬がゆるむ。

⏰:07/06/01 02:29 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#176 [まきやま]
「今からでも
学級行ってきなよ」


あたしは下を向く。


頭の中は一瞬にして
たっちゃんの笑顔で
いっぱいになった。


たっちゃんは
あたしの事少しでも
考えてくれたのかな?

⏰:07/06/01 02:36 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#177 [まきやま]
ベッドから
立ち上がって
髪を整える。

「…行ってきます」

美嘉は照れ笑いで
諒を見る。

「ふふっ…
行ってらっしゃい」

諒は笑顔で
こちらを見てる。


あたしは少しだけ
早歩き。

⏰:07/06/01 02:40 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#178 [まきやま]
まあ正直な話.
走ってたけどね。


桃色の綺麗な色が
あたしの目の前に
淡く広がってる。


扉越しに深呼吸。


ゆっくり扉を開く。

⏰:07/06/01 02:42 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#179 [まきやま]
「あ.美嘉ちゃん!!
久しぶりだねー!!」


わいわいガヤガヤ
いつも以上に
騒がしい学級。


皆に手を振りながら
あたしの目は
左右に激しく動く。


あたしが見たかった
姿がそこには無くて

あたしの
モチベーションは
ガタガタと崩れた。

⏰:07/06/01 02:45 📱:W42S 🆔:☆☆☆


#180 [まきやま]
時計にふと
目をやった。


13:00…。


やっぱり
入院してるから?


もう会えないの?


涙をこらえながら
ソファーに座り込み
クッションに顔を
うずめた。

⏰:07/06/01 02:52 📱:W42S 🆔:☆☆☆


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