きみを送る
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#161 []
「見てません」

「見てます。不愉快です」

俺はバチバチと音が出そうなくらいにコウに向かって憎しみビームを出した。

「変なビーム出しても無意味ですから」

涼しい顔で
コウは飄々と言い放った。

⏰:07/03/30 01:59 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#162 []
「おや…?さくらですか」

窓の外を眺め、コウが呟いた。

桜…?
この時期に?

今は初夏。
桜の季節は過ぎている。

俺は続いて窓の外を見た。

「!?」

⏰:07/03/30 02:02 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#163 []
「久しぶりやーん!コウ!会いたかった〜!?」

ふわふわと外からコウに向かって一直線に飛んでくる女の子。

「久しぶりですね。どうしました?」

「会いたかったから〜!」

「そうですか」

⏰:07/03/30 02:04 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#164 []
誰だ!?
なんだこの女は!?

俺はボケーとしながら
コウとその女を見つめた。

「志乃くん、顔、しまりないです」

コウは普段通りに話す。

「…この子…誰や?」

「あぁ、さくらです」

いや、誰!?

⏰:07/03/30 02:07 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#165 []
「なになに〜!?きみ、うちの事見えるんー?」

さくらと呼ばれる女は
俺の周りをくるくるまわりながら人差し指をくわえなから言った。

「…………」

「さくら、だめですよ。志乃くんは学校内では霊とは話しませんから」

⏰:07/03/30 02:09 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#166 []
「ふ〜ん!固い人やなぁーま、いいや!コウ〜今日はうちの相手してな〜!」

「…嫌です」

「なんでぇ!?」

「さくらは、寝かしてくれませんから」

寝かして…!?
お前は霊とナニをしとんねん!!

⏰:07/03/30 02:11 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#167 []
「いいやん!コウだってやりたいやろ〜?」

ヤリたい!?

「そうですね…では一度だけですよ」

いつも何回やんねん!!

コウはいかがわしい想像をする俺をチラリと見た。

「志乃くん…あなたの頭の中はいやらしい事しか考えられないのですか」

⏰:07/03/30 02:14 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#168 []
「志乃くんも、よかったら一緒にやりますか?」

さ…サンピー!?

「きみも一緒にやろ〜!」

さくらはかわいい。
くりくりの金髪に
クリンとした大きな目。
肌は透き通るくらい
(霊だから透き通っているが)白い。

「やります!」

⏰:07/03/30 02:16 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#169 []
「ほな、夜またな〜!」

俺とコウに手をふり、
さくらは消えていった。

「さくらってお前の知り合いか?」

「まあ…そうですね」

「いつから?」

「いつでもいいじゃないですか別に」

「俺とお前の仲やん!」

「…気持ち悪いですよ志乃くん」

⏰:07/03/30 02:19 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#170 []
気持ち悪い…?
俺が……
気持ち悪いだと…?

「お前にゆわれたない!」

「そうですかすみません」

サラっと言い、コウは教科書に目を向けた。

⏰:07/03/30 02:21 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


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