きみを送る
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#216 []
「ところで、何を着ていきますか?」

「どこに」

「パーティーですよ」

こいつ…
楽しみにしすぎちゃうか?

「タキシード」

俺はイヤミたっぷりに言った。

「…志乃くん似合わなさそうですからやめた方がいいですよ」

⏰:07/03/31 01:44 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#217 []
…イライラ

「僕はスーツがいいです」

「ありません」

「では何を」

「Tシャツとジーパンでえーやろ!」

コウは目をまんまるに見開いた。

「…パーティーらしくないふだん着ですね」

お前はどんなパーティーを予想してるんや!

⏰:07/03/31 01:47 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#218 []
夕方になり、
俺とコウ(と、さくら)は
瑠美先輩の家に向かった。

「コウ…ここ…すごい!」

さくらは目をキラキラさせながら瑠美先輩の家を見つめる。

「はい。やりがいありそうですね」

心なしかコウの表情も明るい。

……なんや…?

⏰:07/03/31 01:53 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#219 []
「では、準備はよろしいですか?」

「万全です!」

「…………」

「志乃くん、掛け声を」

「なんの」

「準備万全の」

「だからなんの準備…」

「ではまいります」

何が始まるのだ!?

⏰:07/03/31 01:55 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#220 []
インターホンを鳴らし、
瑠美先輩がでてきた。

「いらっしゃい!入って」

ニコニコした瑠美先輩に
俺たちはリビングに通された。

…な……なんだこりゃ…

霊、霊、霊のオンパレード

むしろ霊と人間の区別がつかんほど人が溢れかえっている。

⏰:07/03/31 01:57 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#221 []
「やはり……」

ニヤリと口の端を上げながら言うコウ。

「うっわ〜!今日はすごいなぁ!予想以上!!」

キラキラさせた目を丸くしながら喜ぶさくら

「え…?え??」

「ゲームの始まりです」

⏰:07/03/31 02:00 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#222 []
【第三章 死者ゲーム】

「コウ?なんやねんこれ」

「霊です」

見てわかりますけど

「だから、ゲームって…」

「死者送りゲームです」

はーーー??

「なんやねんそれ」

「さくらとするゲームです」

「ですからゲームの意味を聞いてるんですけど!」

⏰:07/03/31 02:04 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#223 []
「言葉の通り、死者を異界に送るんです」

「…………」

「志乃くん」

「…なんのこっちゃ」

「あなたも既にゲームに参加してます」

「どういう意…ぐえっ!」

俺は背後から首を掴まれた

⏰:07/03/31 02:08 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#224 []
「さくら…志乃くんの準備がまだですよ」

「え!ごめ〜ん!もうスタートしちゃったよ」

「…しかたないですね」

コウは俺の首を絞めていた男の霊をペリッと引きはがし、その男の首の一部をグリッと押した。

その瞬間、男はキラキラと光をはなち、消えていった

⏰:07/03/31 02:11 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#225 []
「…なんやねん一体…」

「説明は省きます。負けないで下さいね。負けたら殺されますよ」

説明しろ!!

負けないでと言われても
どうやって勝つのかすらわからない。

「あれ!?死者ゲームちゃうん!?」

俺の背後から驚いた声が聞こえた。

⏰:07/03/31 02:14 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


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