きみを送る
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#231 []
まだまだいるだと?

もう嫌だ。

てか………

俺は周りを見渡した。

周りの人間(生きている)は俺とコウと瑠美先輩を
不思議な顔つきで見ている

………最悪や

「志乃くん、ボケッとしないで下さい」

俺には霊が見えるが
はたから見ると
コウが一人で悶えているように見えるだろう。

…恥や………

⏰:07/03/31 02:29 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#232 []
「…俺はもう…戦わん…」

「…あなたはベジータですか」

(ドラゴンボール35巻125ページ参照)

「ぐえっ!!」

またもやふいをつかれ、
俺は霊に首を絞められた。

「…志乃くんは本当に世話がかかります」

⏰:07/03/31 02:32 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#233 []
苦しむ俺を見ながら
コウが淡々と話す

助けろや!

「志乃くん頑張ってや〜」

さくらがニッコリと笑い、
俺から霊を剥がして
死者送り(?)をしてくれた

「…ありがと」

「楽しんでる〜?」

「…まったく」

⏰:07/03/31 02:36 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#234 []
「そのうち楽しくなるで〜頑張ってな〜!」

そう言ってさくらは
ふわふわと他の霊のところに行った。

楽しくなる…?
んなわけねーやろ
俺たち白い目で見られてんねんで?
気付かんのかよ…

「もう帰りたい…」

「わがままいわないで下さい。早く帰りたいならば、早くゲームに勝つ事です」

⏰:07/03/31 02:38 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#235 []
それから1時間近く
俺たちは霊と戦った。

「全滅〜!楽しかった〜」

無邪気にはしゃぐさくら。

「今回は少し疲れました」

淡々と話すコウ。

「死者ゲーム久々やわ〜」

ニコニコ笑う瑠美先輩。

「…………」

⏰:07/03/31 02:42 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#236 []
「お疲れ様です志乃くん」

「…………」

「どうされました?」

部屋には
すでに俺達三人(四人)しか残っていなかった。

明日から俺達は
《変人トリオ》と呼ばれる

間違いなく

⏰:07/03/31 02:43 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#237 []
「なぁリーダー…」

「なんですかリーダーて」

「変人トリオのリーダー」

「誰が」

「お前が」

「………ほう」

「なんやねんな死者ゲームって…」

⏰:07/03/31 02:45 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#238 []
「先程説明しましたが」

してないやん!!

「志乃くんは頭が悪いんですね、いいでしょう説明します」

…イライラ

「死者ゲームとは、ゲームのようで神聖な儀式なのです。この世にさ迷う霊はたくさんいます。その霊達をゲームと称して、成仏させる儀式なんです」

⏰:07/03/31 02:50 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#239 []
「…………」

「霊達の中には、死者ゲームを嫌う者もいます。が、大概の霊達は好みます。楽しめてなお、成仏できる。一石二鳥のゲームです」

………あ、そう

「理解しましたか?」

「…なんとなく」

⏰:07/03/31 02:52 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#240 []
「死者ゲームを始める合図は、類い稀なる人しかできません。選ばれし者…」

「誰に」

「僕に」

「………」

「と言うのは冗談ですが」

…笑えない。

「さくらは選ばれた中のひとりです」

⏰:07/03/31 02:56 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


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