きみを送る
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#237 [
]
「なぁリーダー…」
「なんですかリーダーて」
「変人トリオのリーダー」
「誰が」
「お前が」
「………ほう」
「なんやねんな死者ゲームって…」
:07/03/31 02:45
:SH901iS
:☆☆☆
#238 [
]
「先程説明しましたが」
してないやん!!
「志乃くんは頭が悪いんですね、いいでしょう説明します」
…イライラ
「死者ゲームとは、ゲームのようで神聖な儀式なのです。この世にさ迷う霊はたくさんいます。その霊達をゲームと称して、成仏させる儀式なんです」
:07/03/31 02:50
:SH901iS
:☆☆☆
#239 [
]
「…………」
「霊達の中には、死者ゲームを嫌う者もいます。が、大概の霊達は好みます。楽しめてなお、成仏できる。一石二鳥のゲームです」
………あ、そう
「理解しましたか?」
「…なんとなく」
:07/03/31 02:52
:SH901iS
:☆☆☆
#240 [
]
「死者ゲームを始める合図は、類い稀なる人しかできません。選ばれし者…」
「誰に」
「僕に」
「………」
「と言うのは冗談ですが」
…笑えない。
「さくらは選ばれた中のひとりです」
:07/03/31 02:56
:SH901iS
:☆☆☆
#241 [
]
「さくらちゃんって…何者なん?」
「さくらは…」
コウが一瞬悲しい表情をした。
「さくらは僕の妹です」
「え!?」
「厳密には、妹だった」
「………?」
「さくらはこの世に生をもたずして、霊になったんです」
:07/03/31 02:58
:SH901iS
:☆☆☆
#242 [
]
「つまり…」
「はい。僕の母が亡くなった時、お腹にいたのがさくらです」
「…お前………」
そんな辛い過去が…
「同情しないで下さい。造り話ですから」
「は?」
「さくらの話はいいでしょう?」
:07/03/31 03:03
:SH901iS
:☆☆☆
#243 [
]
コウは飄々とした口ぶりでそう言い、
さくらと瑠美先輩のもとへ向かった。
コウは造り話、と言ったが
俺はその話は事実だと感じた。
さくらとコウは
どことなく似ている。
「…………」
「志乃くん、今日はあなたの家に泊まりますから」
同情なんてしねーよ!
こいつのわがままは
許せへんからな!!
:07/03/31 03:06
:SH901iS
:☆☆☆
#244 [
]
「志乃くん…」
時刻は夜中の2時。
あれから俺たちは瑠美先輩の家を後にし、
帰路についた。
俺は結局コウのわがままを聞くはめになり、
コウを家に泊めた。
「志乃くん」
:07/03/31 03:08
:SH901iS
:☆☆☆
#245 [
]
「志乃くん起きてますか」
「…………」
「志乃くん起きて下さい」
「…………」
「志乃くん」
ええい!!
「寝てる」
「ではなぜ答えるんですか。起きてるんでしょう?」
お前のせいでな!!
:07/03/31 03:10
:SH901iS
:☆☆☆
#246 [
]
「……なんやねん」
「死者ゲーム始まります」
……は?
「……眠い」
「寝てたら死にます」
いやだ
いやだ
ねむい…
「志乃くん。始まります」
:07/03/31 03:12
:SH901iS
:☆☆☆
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