きみを送る
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#291 []
聞かなきゃよかった…と
俺は思った。

聞きたくなかった…

俺はコウみたく
ポジティブにはなれなかった。

…気が重い…

「学校行きたくない…」

「わがまま言わないで下さい。行きますよ」

コウに腕を掴まれ、
俺達は学校へ向かった。

⏰:07/04/01 01:41 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#292 []
「またですか…」

玄関に入り、
げたばこを開いて
コウが呆れたように呟いた

「どしたん?」

コウは自分のげたばこを指さした。

俺は目線をコウのげたばこに向けた。

「はーーー!?」

⏰:07/04/01 01:44 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#293 []
げたばこの中には
たくさんの手紙

中にはプレゼントらしき物体まである。

「なんやねんコレ…いやがらせか?」

いやがらせだよな?
頼む、俺にこれ以上ショックを受けさせないでくれ

「何言ってるんですか、ラブレターですよ」

……ショック……

「ま、いつもの事ですが」

⏰:07/04/01 01:46 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#294 []
いつもの事…?

「お前いつもこんないやがらせ受けてんのか?」

俺はいやがらせだと
自分に言い聞かせてみた。

「ですからいやがらせではありません」

いやがらせ以外のなんやねん!!

「もてすぎるのもつらいですよ」

俺を見下したように
コウは笑った。

⏰:07/04/01 01:50 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#295 []
…むかつく……

俺は空っぽの自分のげたばこを眺めた。

「志乃くんにはないんですか、ラブレター」

………やかましい。

「今日はないみたい」

強がる俺。

「いつもでしょう?」

鼻で笑いながら
たくさんのラブレターをかばんにつめながらコウが言った。

⏰:07/04/01 01:53 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#296 []
「志乃おはよう!」

イライラしている俺に
天使のような声が響いた。

「幸子…」

「元気ないん?」

「…別に」

俺は幸子がおれば充分や!

「幸子さんおはようございます」

「え?あ、神谷くんおはよ〜!」

「今日もかわいいですね」

馴れ馴れしく幸子に話し掛けるな!!

⏰:07/04/01 01:58 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#297 []
「幸子と話すな」

「なぜです」

「なぜでも」

「…やきもちですか」

…やきもちですけど!

「男のやきもちはみっともないです」

やかましい!!

「え〜!志乃がやきもちとかめっちゃ嬉しい〜!」

幸子。お前は天使や!

⏰:07/04/01 02:00 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#298 []
「志乃くん愛されてますね」

うらやましいやろ!

「僕も恋人がほしくなりました」

「コウならすぐできるやろ。なんせモテますから」

イヤミたっぷりに言ってやった。

「僕は自分から好きにならないと付き合いませんから」

……あっそ。

⏰:07/04/01 02:04 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#299 []
「…神谷先輩彼女ほしいんや〜」

俺達の背後から
かわいらしい
アニメのような声が聞こえた。

「…………」

誰だ!!?

「おはようございます!神谷先輩!柏木先輩!幸子先輩!」

……いや、誰ですか

⏰:07/04/01 02:09 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#300 []
「…誰ですかあなた」

コウがその女をまじまじと見る。

「一年の美奈子って言います!神谷先輩の彼女に立候補しちゃいま〜す!」

……うぜ〜…
なんだこの女…
まじうぜえ。

コウをちらっと見ると
目をまんまるにして
固まって(いるように)見えた。

⏰:07/04/01 02:12 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


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