きみを送る
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#322 [
]
またもやクラス中の
痛い視線を浴びながら
俺はコウに手を引かれ教室を出た。
「…俺を巻き込むな…」
「何言ってるんですか。もともとはさきさんはあなたに憑いている霊ですよ?」
…そーですけど
「親身になって協力している僕に、少しは感謝してくれてもいいのでは?」
協力っちゅーか、
興味持ってるだけやろが!
:07/04/01 04:09
:SH901iS
:☆☆☆
#323 [
]
一年の教室の前についた
「美奈子さんはどのクラスですかね?」
「俺が知るわけないやろ」
「Aから行きますか」
…行きますとは?
只今、どのクラスもHR中
なんか嫌な予感…
「失礼します」
:07/04/01 04:11
:SH901iS
:☆☆☆
#324 [
]
コウは勢いよく
1―Aの扉を開けた。
当然ながら
クラスは静まり返る。
「こちらに美奈子さんという方は………志乃くん?何してるんです、あなたも入ってきなさい」
…恥や……
:07/04/01 04:14
:SH901iS
:☆☆☆
#325 [
]
俺は俯きながら教室に入った。
「柏木先輩や…」
「かっこいい〜…」
ひそひそと声が聞こえてきた。
俺は一転
顔をあげ、堂々とした。
「志乃くん…あなたって人は……」
コウが呆れた表情をしているが、無視、だ。
:07/04/01 04:16
:SH901iS
:☆☆☆
#326 [
]
「美奈子って子どのクラスか知らん〜?」
俺は一番前の席の
かわいらしい女に聞いた。
その子は顔を真っ赤にし、
「Dクラスです」
と答えた。
:07/04/01 04:18
:SH901iS
:☆☆☆
#327 [
]
「Dですね、行きますよ」
俺たちはDクラスに向かった。が、
「おいコウ」
俺は足を止める。
「どうしました?」
「あれ美奈子ちゃうか?」
美奈子らしき女が
(美奈子の顔をうろ覚えのため)
まだげたばこの前で座っていた。
:07/04/01 04:21
:SH901iS
:☆☆☆
#328 [
]
「美奈子さん」
コウが離れたところから声をかける。
「…………」
振り向かない。
「さきさん」
コウの言葉に、
美奈子(さき)はパッと振り向いた。
「やはり…乗り移ってるみたいですね」
:07/04/01 04:23
:SH901iS
:☆☆☆
#329 [
]
「コウくん!?」
美奈子(さき)は顔を真っ赤にした。
「どうして…」
「志乃くんに先程聞きましたので、あなたを探していました」
「探して……あたしを?」
「はい、あなたを」
美奈子(さき)の顔がどんどん赤くなっていく。
:07/04/01 04:25
:SH901iS
:☆☆☆
#330 [
]
「さきさん、顔赤いです」
「えっ…あ……」
「大丈夫ですか?美奈子さんの身体、合わないのでは?」
こいつ…なぜ落ち着いてる?
乗り移ったとか
普通はパニックになるもんやろ!
「さきさんなぜ、美奈子さんに乗り移ったんですか」
:07/04/01 04:28
:SH901iS
:☆☆☆
#331 [
]
「…それは……」
もじもじしながら
下唇を噛み締めて俯くさき(美奈子の身体)
「それは?」
コウがさき(美奈子)に
ジリジリと詰め寄る。
「…………」
「言ってみなさい」
…てかさっきから
俺の存在感なくね?
:07/04/01 04:31
:SH901iS
:☆☆☆
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