きみを送る
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#32 [
]
思わずでけー声がでた。
名前を呼ばれたコウは
俺をチラリと見、
いつものポーカーフェイスで
「なんですか?」
と聞いてきた。
後ろの席の女は顔を真っ赤にして俯いた。
俺はコウに向かって
ぶっきらぼうに手紙を投げ付けた。
「お前に手紙らしいで」
:07/03/28 09:45
:SH901iS
:☆☆☆
#33 [
]
「ありがとうございます」
驚いた様子もなく
受け取った手紙を手にとる
…驚けよ!!
ラブレターなんぞ
もらいなれてねーだろ!
俺はイライラしながら
くだらない数式を黒板に書いている担任を見ていた。
「…志乃くん」
:07/03/28 09:48
:SH901iS
:☆☆☆
#34 [
]
またコウが話し掛けてくる
うぜー
うぜー
「志乃くん」
「なんやねん」
「この手紙、どうやって開いたらいいんですか?」
うぜー
うぜーよ
「志乃くん」
ええい!
「貸せよ」
俺はコウから手紙を奪い、ハート型に折られた紙を開いてやった。
:07/03/28 09:50
:SH901iS
:☆☆☆
#35 [
]
「ありがとうございます」
コウは飄々とした口ぶりで礼を言うと
俺の手から手紙を奪い取った。
「…なるほど」
ボソッとコウが呟き、
斜め後ろ(俺の後ろの席)に顔を向けた。
「付き合って、と書いてありますが、そういう事は手紙ではなく直接言ってきてください。誠意が伝わりません」
:07/03/28 09:55
:SH901iS
:☆☆☆
#36 [
]
こいつ……
何が誠意やねん!
がり勉のくせに…
後ろの女は泣き出してしまった。
コウは平然と教科書に目を向けている。
だんだんむかついてきた
「おい!コウ!」
「なんですか?」
「お前なー」
「あぁ、またまみさんが戻ってきたみたいですよ」
窓の外に目を向けながら
顔色ひとつ変えずに
コウが言った。
:07/03/28 10:00
:SH901iS
:☆☆☆
#37 [
]
…今なんて?
「お前…見えるのか?」
「はい」
「え…なんで…」
「それは愚問です。志乃くんもなぜ見えるか、わからないでしょう?」
…確かにそうだけど…
「彼女、この世に未練がありますね。厄介な事にならなければいいのですが…」
:07/03/28 10:03
:SH901iS
:☆☆☆
#38 [)A゚+)ま(%。A(]
楽しい(^△^)

てか志乃が
おもしろい

わら
がんばて下さい

:07/03/28 12:34
:SH700iS
:xxmkxjmo
#39 [
]
まサン

読んでくれてる方がいて嬉しいです

また夜書きますね

:07/03/28 15:43
:SH901iS
:☆☆☆
#40 [
]
「未練ねえ…」
俺はまみを見ながら
まみの視線の先を追う。
恵司を…見ている…?
「まみさん」
コウが急に窓の外のまみに向かって声をかけた。
こいつ…あほか?
「まみさん、話しましょうか」
おいおい…
クラスのやつらが
まぬけな顔をして
コウを見る。
:07/03/29 00:26
:SH901iS
:☆☆☆
#41 [
]
「えー?あたしの事が見えんのー!?」
キョトンとした顔で
ふわふわとまみはコウのそばにきた。
「はい。見えてます」
「…神谷…?独り言か?」
担任が恐る恐るコウに近づく。
「気にしないで授業、続けてください」
気にするっちゅーねん!!
:07/03/29 00:29
:SH901iS
:☆☆☆
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