きみを送る
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#414 [
]
「え……?」
あんなさんはびっくりした表情をした。
そりゃびっくりするわ…
「コウくんてば…恥ずかしい…」
さき(えみ)は
真っ赤になりもじもじしている。
…お前が望んだ事やろ!!
「恥ずかしい事ではありません」
:07/04/03 12:58
:SH901iS
:☆☆☆
#415 [
]
「行きますよ」
コウがさき(えみ)の手を引き、保健室の扉を開いた。
取り残された俺は
現世の天使、あんなさんをちらっと見た。
!!??
「…あんなさん?どうしたん…?」
あんなさんのキレイな瞳からは、一筋の涙が流れていた。
:07/04/03 13:01
:SH901iS
:☆☆☆
#416 [
]
「あんなさん?」
俺は遠慮がちに
あんなさんの肩を掴んだ。
「あ…ごめん…大丈夫」
………
俺は理解した。
理解してしまった。
「コウ!!」
ガラッと勢いよく
俺は保健室の扉を開けた。
:07/04/03 13:03
:SH901iS
:☆☆☆
#417 [
]
俺の目に入ってきたのは…
「…何してるん……?」
「それはこちらのセリフです。何しに来たんですか」
目の前には
ベットの上で目をつむっているさき(えみ)。
さき(えみ)に馬乗りになっているコウ。
一見、今からやっちゃう風景だが……
「そのロープは…?」
:07/04/03 13:08
:SH901iS
:☆☆☆
#418 [
]
コウの手には
赤い色をしたロープのようなもの。
「縛るんです。志乃くん手伝いますか?」
縛るってーー!?
こいつにSMの趣味があったとは…!!
つか、ノリノリやん!
「コウ!!」
俺はコウに向かい怒鳴った
「なんですか大きな声出さないで下さい」
:07/04/03 13:10
:SH901iS
:☆☆☆
#419 [
]
「…あんなさんはお前の元カノか…」
「……………」
「あんなさんが泣いてる」
「……………」
「まだ…お前のことが…好きみたいや」
「………なぜ」
「お前がセックス宣言したあと泣いてたから!」
:07/04/03 13:13
:SH901iS
:☆☆☆
#420 [
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「…………ほう」
コウは手に持っているロープをくるくると回しながら天井を見上げた。
「その推理…」
……推理!?
「残念ですが外れてます」
……え?
「あんなと僕は付き合った事などありません」
:07/04/03 13:16
:SH901iS
:☆☆☆
#421 [
]
なんだと!?
ほな俺の推理は…
「志乃くんの思考回路は単純すぎます」
ニヤリと笑い、コウはさき(えみ)の髪に自分の指を絡ませた。
「志乃くん、見て行きますか」
「…なにを」
「僕たちの行為を」
俺はピシャリと扉を閉めた
:07/04/03 13:19
:SH901iS
:☆☆☆
#422 [
]
保健室の前の廊下には
まだあんなさんが立っていた。
「…コウ…は?」
「中におるけど…」
「そう……」
「……………」
「……………」
沈黙。
き…きまずい……
:07/04/03 13:22
:SH901iS
:☆☆☆
#423 [
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「あんなさんは…」
沈黙にたえれず、
俺は口を開いた。
「コウとどんな関係なんですか…?」
俺の問いに
あんなさんは顔を歪ませた
「コウとわたしは…」
コウとわたしは…?
ゴクリ
:07/04/03 13:24
:SH901iS
:☆☆☆
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