きみを送る
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#457 []
コウは俺の器の中に
メンマを入れた。

「お前な〜…」

「メンマを食べると強い子になります。先程のあなたのパンチ…全く効きませんでしたから」

やかましい!!

「もっとも…」

ニヤリとコウは俺を見た。

「あなたは女性のパンチで鼻血を出していましたが」

⏰:07/04/04 03:00 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#458 []
…人が気にしていた事を…

「油断したんや」

「……今なんて」

コウは期待混じりの表情で見つめてくる。

「油断したわケンシロウ」

コウの期待に応えるべく
俺は恥ずかしさに耐えた。

「…志乃くん何言ってるんですか。ウケません」

お前もさっきゆーたやん!

⏰:07/04/04 03:03 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#459 []
俺はコウを睨んだが
コウは必死にラーメンご飯(と名付ける)を食べていたため、俺も目線をラーメンに戻した。

「おい!聞いたか?」

俺の隣に座っている
男子グループの一人が
でかい声で言った。

「なにを〜?」

グループの一人がカレーを食いながら答えた。

「夜中のインターネットの噂やん!ほら…」

⏰:07/04/04 03:08 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#460 []
【第七章 都市伝説】

俺は隣の席の男の話に耳を傾けた。
コウは相変わらず必死にラーメンご飯を食っている。

「インターネットぉ?」

「そうそう!夜中の2時に、あるサイトに接続したら血だらけの女がでてきて、一週間後にそれを見た奴が殺されるんやって!」

⏰:07/04/04 03:11 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#461 []
「何やねんそれ〜!!」

「俺も冗談やと思ったんやけどな〜…俺の連れがみちまってさ〜」

「どうなったん?」

「いや、まだ見たのは昨日やから生きてるけど…ほんまに血だらけの女がうつったらしいで」

………都市伝説みたいなもんか?

⏰:07/04/04 03:13 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#462 []
俺は隣の席の男の話に夢中だったため、
俺のラーメンからチャーシューが取られたことに気付いてなかった。

「コウ!俺の…」
「チャーシューなんて取ってませんよ」

ほななんでチャーシューがなくなったと知ってる!

「かえせ」

「もう胃袋の中です」

⏰:07/04/04 03:15 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#463 []
「チャーシュー食べたい」

俺はコウのわがままの真似をしてスネてみせた。

「志乃くん…」

コウは呆れたように溜め息をついた。

「あなたは子供ですか。たかがチャーシューごときでスネるとは」

ほなチャーシュー取るな!

⏰:07/04/04 03:30 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#464 []
俺はコウに
チャーシューの魅力を熱弁し、コウは呆れた表情でラーメンご飯を食べ続けた。

そのうち、隣のグループは席を立って食堂をでていった。

「志乃くんどう思いますか」

グループが食堂を出た事を確認してからコウが言った

⏰:07/04/04 03:33 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#465 []
「なにが」

「今の話です」

「今の話って…俺のチャーシューの話か?」

「違いますよ。何が悲しくてあなたのチャーシューの話をほじくり返しますか」

俺はチャーシュー取られたから悲しいわい!

⏰:07/04/04 03:34 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#466 []
「ただの都市伝説…ですかね、僕はそうは思えませんが」

「ああ〜気にする事ないんちゃう?噂やし」

これ以上やっかいな事に首を突っ込みたくない!

「…そうですか」

そうですよ。

「では噂かどうか、試してみましょう」

⏰:07/04/04 03:37 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


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