きみを送る
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#522 []
画面には
まゆみが上半身裸の写真が映っていた。

コウは人差し指をくわえ、またもや食い入るように見つめている。
心なしか微妙に笑みも浮かべているような…

「志乃くん」

「……なに」

「興奮しますね」

しません!!!

⏰:07/04/06 00:37 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#523 []
コウは次々に写真を開いてゆく。

もーやめてくれ…

「……これは?」

コウがある写真を見て険しい表情をした。

「どした?」

俺は画面に目をやる。

「……この写真以来更新してませんね」

⏰:07/04/06 00:40 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#524 []
最後の写真を見て
俺は吐き気がした。
その写真は

男が倒れている写真。

ただ倒れているんじゃない

切り刻まれ、
血まみれなのだ。

「う………」

俺は口を押さえ、写真から目を逸らした。

⏰:07/04/06 01:11 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#525 []
「志乃くん」

「…………」

「志乃くん見て下さい」

「無理…」

コウは写真をまじまじと見ている。

…こいつよく見れるな…

「この写真の男性の目が開いてます。そして」

コウは淡々と続ける。

「こちらを見ています」

⏰:07/04/06 01:13 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#526 []
【第八章 呪いサイト】

……こちらを見ていますだと……?

「僕とこの男性、今目が合ってます」

「…………」

「見つめあってます」

「…………」

「僕、男性と見つめ合う趣味はないのですが」

ほな目ーそらせ!!

⏰:07/04/06 01:17 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#527 []
「……おや?」

コウは写真をズームにしてじいっと見た。

ズームにするな……

「…ほう……、これは厄介な事になりました」

「なにが」

コウはくるりと俺の方を向き、顔色をかえずに言った

「僕、呪われるかもしれません」

⏰:07/04/06 01:20 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#528 []
「…………」

「どうしましょう」

どうしましょうと言われましても…

「志乃くんも一緒に呪われて下さい」

いやじゃ!!

「僕ひとり呪われるのは心外です」

俺も心外じゃ!!

⏰:07/04/06 01:21 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#529 []
「なんで呪われると思う」

「見て下さいこれ」

…見たくない…

「これを見なさい」

命令!?

俺はパソコンの画面に嫌々目を向けた。

「……俺?」

画面は男の目のズームだった。そして男の目には

俺の顔が映っていた

⏰:07/04/06 01:24 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#530 []
「な…なんやこれ」

「ありえないでしょう?」

「……ありえへん」

「そう、ありえないんです普通は」

「…………」

「しかし志乃くんは見てしまった」

「!?」

もしや…

「これで僕たちは一緒に呪われます」

いやだーー!!!

⏰:07/04/06 01:25 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#531 []
「コウお前…」

「僕ひとり呪われるのは嫌です、と言ったでしょう?………おや?志乃くん震えてますね、怖いですか?」

俺はコウに対する怒りで
またもや震えた。

「志乃くん怖がりですね」

怒ってんねん!!

⏰:07/04/06 01:29 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


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