きみを送る
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#524 [
]
最後の写真を見て
俺は吐き気がした。
その写真は
男が倒れている写真。
ただ倒れているんじゃない
切り刻まれ、
血まみれなのだ。
「う………」
俺は口を押さえ、写真から目を逸らした。
:07/04/06 01:11
:SH901iS
:☆☆☆
#525 [
]
「志乃くん」
「…………」
「志乃くん見て下さい」
「無理…」
コウは写真をまじまじと見ている。
…こいつよく見れるな…
「この写真の男性の目が開いてます。そして」
コウは淡々と続ける。
「こちらを見ています」
:07/04/06 01:13
:SH901iS
:☆☆☆
#526 [
]
【第八章 呪いサイト】
……こちらを見ていますだと……?
「僕とこの男性、今目が合ってます」
「…………」
「見つめあってます」
「…………」
「僕、男性と見つめ合う趣味はないのですが」
ほな目ーそらせ!!
:07/04/06 01:17
:SH901iS
:☆☆☆
#527 [
]
「……おや?」
コウは写真をズームにしてじいっと見た。
ズームにするな……
「…ほう……、これは厄介な事になりました」
「なにが」
コウはくるりと俺の方を向き、顔色をかえずに言った
「僕、呪われるかもしれません」
:07/04/06 01:20
:SH901iS
:☆☆☆
#528 [
]
「…………」
「どうしましょう」
どうしましょうと言われましても…
「志乃くんも一緒に呪われて下さい」
いやじゃ!!
「僕ひとり呪われるのは心外です」
俺も心外じゃ!!
:07/04/06 01:21
:SH901iS
:☆☆☆
#529 [
]
「なんで呪われると思う」
「見て下さいこれ」
…見たくない…
「これを見なさい」
命令!?
俺はパソコンの画面に嫌々目を向けた。
「……俺?」
画面は男の目のズームだった。そして男の目には
俺の顔が映っていた
:07/04/06 01:24
:SH901iS
:☆☆☆
#530 [
]
「な…なんやこれ」
「ありえないでしょう?」
「……ありえへん」
「そう、ありえないんです普通は」
「…………」
「しかし志乃くんは見てしまった」
「!?」
もしや…
「これで僕たちは一緒に呪われます」
いやだーー!!!
:07/04/06 01:25
:SH901iS
:☆☆☆
#531 [
]
「コウお前…」
「僕ひとり呪われるのは嫌です、と言ったでしょう?………おや?志乃くん震えてますね、怖いですか?」
俺はコウに対する怒りで
またもや震えた。
「志乃くん怖がりですね」
怒ってんねん!!
:07/04/06 01:29
:SH901iS
:☆☆☆
#532 [
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「…………」
「志乃くん大丈夫ですか」
「…殴らせろ」
「はい?」
「殴らせろ」
「……嫌です」
コウは俺をチラリと見、窓際に歩きたばこをくわえた
「志乃くんは呪いなど信じてますか?」
:07/04/06 01:32
:SH901iS
:☆☆☆
#533 [
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「…………」
俺は何も答えずコウを睨みつけた。
コウはニヤリと不敵な笑みを浮かべ、煙を吐いた。
「僕は信じていません」
さっき呪われるゆーとったやないけ!!
「呪いは実際にはあるのかもしれません…が」
コウはまた一口たばこを吸った。
「僕には通用しません」
:07/04/06 01:39
:SH901iS
:☆☆☆
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