きみを送る
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#541 []
「…やっぱり…」

「やめませんよ今更」

………やめたい…

呪われるとか嫌や…

「志乃くん怖いですか?」

「………」

「怖いならば…」

俺を巻き込まないのか!?

「…怖い……」

「そうですか、ですが時間です。接続しますよ」

何しに怖いか聞いたんや!!

⏰:07/04/06 04:02 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#542 []
時刻は2時ちょうど。

部屋には
コウがサイトに接続するべくキーをカチッと押す音だけが鳴り響いた。

「…………」

接続してしまった…。

俺は目を閉じ、
パソコンの画面を見ないように背を向けた。

⏰:07/04/06 04:04 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#543 []
「志乃くんやはり…」

コウにも背を向けているため、コウの表情も動きもわからない。

「志乃くん何してるんですか。見て下さい」

「無理…」

コウの溜め息が聞こえた。

「あなたは本当にへたれですね。今見ないとあなたを今後もやしと呼びますよ」

もらし関係なくね!?

⏰:07/04/06 04:07 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#544 []
もらし×
もやし〇
です
恥ずかしい間違いしました

⏰:07/04/06 04:08 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#545 []
「…見たくない」

「見てみなさい」

「…無理」

「………もやし」

俺はむかついて
思わずコウに振り返った。

「やっと見ましたね」

……見てしまった…

コウの肩越しに見えるパソコンの画面に
血だらけの女が大きく映り、俺をじっと見つめていた

⏰:07/04/06 04:12 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#546 []
「この女性、先程のまゆみさんと同じ人物で間違いなさそうです」

いつも通りポーカーフェイスで淡々と話すコウ。

「お前…怖くないんか」

「怖いです」

嘘つけ!!

「しかし」
「興味深いねやろ!」

「その通りです」

⏰:07/04/06 04:14 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#547 []
コウはニヤリと笑った後、クルリとパソコンに向き直った。

「まゆみさん聞こえてますか?」

パソコンに向かい話し掛けるコウ。

「まゆみさん」

「…………」

「どうやら聞こえないみたいです」

そりゃそーやろ!!

⏰:07/04/06 04:16 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#548 []
画面に映る女は
表情ひとつ変えず
ただただ血を流している。

「呪われますかね?僕達」

「呪いとか信じてないんちゃうん」

「この女性を見ていると信じてしまいそうになります」

………おい。

「いつまでこの画面が続くんでしょうね」

⏰:07/04/06 04:19 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#549 []
時計の針は2時5分をさしている。

未だに画面の女は動かない

「いつまで見つめ合えばいいんでしょうか。目がチカチカしてきました」

ほな見るなや!!

俺は画面から目を逸らそうとした。

「……あれ?」

⏰:07/04/06 04:22 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#550 []
「どうしました?」

コウは画面から目を逸らさずに俺に問い掛ける。

「…ここに何か映ってる」

「なにが」

「ほら、ここ…」

俺は気付いてしまった。

「こいつ…まゆみちゃう…違う奴や…」

画面の女の肩に
入れ墨が入っている事に。

⏰:07/04/06 04:26 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


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