きみを送る
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#47 []
「え?俺がどうかした?」

とぼけて見せる俺。

コウ…頭のいいお前なら
俺の心理を読みとれるだろう?

「何とぼけてるんですか?まみさんが、あなたのそばにいたい、と言ってるんですよ?」

…ハッピーバースデー俺!変人2号の誕生だ。

⏰:07/03/29 01:29 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#48 []
「コウってば!あたし学校で志乃に声かけちゃだめなんだよ!」

ナイスまみ。
だが遅い…

クラス中のやつが
俺を白い目で見ている。

「…そうなんですか。志乃くん失礼しました」

遅いっちゅーねん!

⏰:07/03/29 02:31 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#49 []
「すみません、先生。僕と志乃くん体調悪いので早退させてもらえませんか?」

なぜ俺まで…
体調はよろしくてよ。

「あ…ああ…わかった」

わかるんかい!!

てゆーかコウさん?
俺を巻き添えにしないでいただきたい。

⏰:07/03/29 02:33 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#50 []
俺とコウは
クラス中の痛い視線の中
教室を出た。

「…志乃くん」

先に口を開いたのはコウ。

「志乃くんの家に行きたいのですが。」

………は?

おい、待て待て。
俺はまだマイハニー幸子すら家に上げてへんのに
むさ苦しいお前をなぜ家に?

「そーだね!家おいでよ」

まみ、お前の家じゃないだろ。

⏰:07/03/29 02:36 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#51 []
「では、お邪魔させていただきます」

「なぜ勝手に決まってるのだ」

セリフが棒読みになってしまうくらい俺は放心状態に近かった。

「僕が決めた事は、必然です」

ただのわがままか!!

「では、行きましょうか」

⏰:07/03/29 02:39 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#52 []
俺の家につくまで
まみとコウは
ずっと話していた。

俺はイライラしながら
無言を突き通した。

時々コウに

「人間の感情は、言葉にださないと伝わりません。言いたい事は言って下さい」

と言われようと
俺は口を開かなかった。

言ったところで
お前は引き下がらないだろ!!

⏰:07/03/29 02:43 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#53 []
「ついたよ〜!」

まみがニコニコしながら
玄関のドアを開けずに中にスゥっと入ってゆく。

「お邪魔します」

ほんまに邪魔や!!

「…どーぞ……」

俺はドアを開け、
不本意ながらコウを招き入れた。

⏰:07/03/29 02:45 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#54 []
「早かったね!おかえ…」
「早いな!今日こそ身体を…」

さきとりえは
コウを見て固まった。

「ほう…志乃くんは日頃、霊達にハーレム状態なんですね」

さきとりえをまじまじと見ながらコウは呟いた。

いちいちうざいやつだ…。

俺の怒りのパラメータは
また一歩マックスに近付いた。

⏰:07/03/29 02:48 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#55 []
「この人誰?あたし達の事が見えるの?」

さきがコウを見ながら俺に聞いてきた。

「…そうみたいやな」

「へ〜!お前、名前は?」

りえはニヤリと笑いコウを見た。

「コウ、と呼んで下さい」

⏰:07/03/29 02:50 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#56 []
「…コウ……?」

ニヤリと笑ったりえの顔が一瞬固まった。

「はい。…どうかされましたか?」

「…いや、別に」

りえは一言放ち、
ふらりとどこかに消えてしまった。

なんだ……?

「今の子の名前は?」

「…りえ」

「…………」

いつもポーカーフェイスのコウの顔が歪む。

「…なるほど」

⏰:07/03/29 02:54 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


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