きみを送る
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#581 []
「ちゃんと睡眠とってるんですか?」

「………いや…」

俺はあれから全く眠れなかった。
目をつむれば
パソコンに映しだされた血だらけの女の顔、
俺とコウの血だらけの写真が浮かんできて…

「やはり僕の考えていた通りでした」

⏰:07/04/07 17:08 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#582 []
コウは口の端をつりあげ、満足そうに微笑んだ。

「……なにが…」

「着いてきて下さい」

コウに手をひかれ、
俺は黙ってコウについていった。

「…パソコンルーム…?」

コウに連れられてきたのはパソコンルームだった。

⏰:07/04/07 17:10 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#583 []
「どうぞ掛けて下さい」

ここはお前んちか!!

というツッコミすら
今の俺にはできない。
それ程までに弱っている。

俺は黙って椅子に腰かけた

「今から助けてあげます」

ニヤリと笑い、コウはパソコンの電源をつけた。

⏰:07/04/07 17:12 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#584 []
カチカチとキーを叩きこむコウを
俺はボーッとしながら見ていた。

コウは文字を打ち込み、

「では解説します」

と言い、エンターキーを叩いた

またもや画面は

【まゆみの部屋】

⏰:07/04/07 17:14 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#585 []
「志乃くん」

「…………」

「大丈夫ですか?」

「……もう見たくない」

コウは一瞬俺を横目で見、
パソコンの画面に目を戻した。

「いえ見て下さい」

コウは前に俺とコウの血まみれの写真が載っていたアルバム集をクリックした。

⏰:07/04/07 20:54 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#586 []
俺はパソコンの画面を見れなかった。

「志乃くん見て下さい」

「…………」

コウは溜め息をつき、呆れた口調で続けた。

「あなたはいつまで怯えているんですか、霊などよく見ているでしょう」

「…そうやけど」

「だけど、何ですか」

⏰:07/04/07 21:00 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#587 []
「…………」

「これからは僕を納得させる言い訳が見付かってから反論して下さい」

「…………」

「志乃くん、大丈夫です。僕と志乃くんの写真はもうありませんから」

コウは俺に微笑み、
俺に画面を見るように
画面をさした。

⏰:07/04/07 21:03 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#588 []
恐る恐る俺はパソコンの画面に目をやった。

「……これ…誰や…?」


「おそらく次の犠牲者です………いえ、次の被害者です」

…なぜ……

「なんで言い直す?」

「犠牲にならないからです、自分を強く持っていれば犠牲にはなりません」

⏰:07/04/07 21:06 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#589 []
「どういう…」

「志乃くんいい加減にハッキリ話してくれませんか」

「…………」

「考えてもみなさい。僕と志乃くんは同時にあのサイトをみました。呪われているならば、僕も同時だと思いませんか」

「…………」

「ですが僕は呪われていません。なぜかわかりますか?」

⏰:07/04/07 21:09 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#590 []
コウは俺を真っ直ぐ見ている。

「僕は呪いなど信じていないからです」

「…………」

「志乃くん、まだわからないんですか」

「…わからん」

コウは再度溜め息をつき、ボソッと呟いた。

「馬鹿の相手は疲れます」

⏰:07/04/07 21:12 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


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