きみを送る
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#667 [
]
コウは窓の外をチラリと見、俺に向き直った。
「ついてきてます」
「は?」
「あちらの男性…ずっとついてきてます」
コウは目線だけを窓の外に向けた。
俺はコウの目線の先を追った。
「誰や…?」
「志乃くんあれは霊です。かなり特殊な…」
:07/04/11 03:20
:SH901iS
:☆☆☆
#668 [
]
:07/04/11 03:22
:SH901iS
:☆☆☆
#669 [
]
霊……?
「どこに」
「あちらにいるじゃないですか」
「だからどこに」
「あの木の…もしかして…見えてないんですか?」
「見えてへん」
:07/04/11 16:48
:SH901iS
:☆☆☆
#670 [
]
コウが指した木の周りを何度も見るが
やはり誰もいない。
「まさかあの霊は…」
「なに」
「…………」
「なんやねん」
:07/04/11 16:51
:SH901iS
:☆☆☆
#671 [
]
「……………」
「……………」
コウは黙ったまま
俺の顔を見ている。
「なんやねんな!!」
「志乃くん落ち着いて聞いて下さいね」
なんやっちゅーねん…
:07/04/11 16:54
:SH901iS
:☆☆☆
#672 [
]
「あの霊は…」
またもやコウは俺の顔をチラリと見、困った表情をして黙ってしまった。
「はよゆえや」
「……志乃くんを怖がらせるつもりはないのですが…あの霊はあなたを憎んでいます」
あきらかに怖がらせるためやろ!
:07/04/11 16:58
:SH901iS
:☆☆☆
#673 [
]
「俺を…なんで…」
「さぁ…」
「おい!冗談やめろや!」
「おや?ばれましたか」
「は?」
ば れ ま し た か?
「志乃くん僕の冗談見破れるようになったんですね」
:07/04/11 17:02
:SH901iS
:☆☆☆
#674 [
]
「はあ?」
「冗談ですよ安心して下さい」
「……………」
「志乃くん?」
俺はコウの胸倉を掴んだ。
「なにが冗談じゃ」
「落ち着いて聞いて下さいと言ったじゃないですか」
落ち着けるかい!!
:07/04/11 17:15
:SH901iS
:☆☆☆
#675 [
]
ん?まてよ
「おいコウ」
「なんですか」
「さっき言葉を渋ってたんはなんでや…」
「冗談が思いつかなかったので」
「……ほな困った顔してたんは……」
「冗談を考えてました」
《バキッ!!!》
「相変わらず効きません」
:07/04/11 17:17
:SH901iS
:☆☆☆
#676 [
]
「お前ってほんま最低」
「いえ僕は最高ですが…志乃くん本当に見えないんですか」
「なにが」
「あちらの男性の霊が」
それはほんまなんかい!
「見えん」
「………なるほど」
コウは灰皿に煙草を押し付け、火を消した。
:07/04/11 21:32
:SH901iS
:☆☆☆
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