きみを送る
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#772 []
コウはやれやれ、という表情をし、突進してきた男をひらりとかわした。

「お前…よくも……」

男はコウをギロリと睨んでいる。

「あなたは霊ですから、このようにこのはさんには触れる事はできません」

男を挑発するかのように
コウはこのはの腰に手をおき、グイッと引き寄せた。

⏰:07/04/15 23:35 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#773 []
「ちょっ!コウ!?」

このはは困ったような
照れているような表情で
コウから離れようとした。

「このはさんすみません、少し大人しくしていて下さい」

「え…?」

コウはこのはの腰にあてた手に力を入れた。

⏰:07/04/15 23:38 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#774 []
「僕はこのはさんの彼氏です。ですからあなたには消えていただきたい」

「はーーー!??」

コウの言葉に
俺とこのはと……
ストーカー霊の声がハモった。

「ちょっ!!でたらめゆわんといてや!!」

このはが真っ赤な顔になりコウの胸板をグイッと押した。

⏰:07/04/15 23:40 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#775 []
「彼氏なんか嘘だ!嘘だ!嘘だ!!!」

ストーカー霊は狂ったように叫び続けた。

コウは男に聞こえないようこのはの耳元で小さな声で話した。

「このはさんアイドルですよね?ドラマ経験は」

「え…まだやけど…」

「では練習だと思って下さい」

「なんの……っ!!」

「!!!?!??」

⏰:07/04/15 23:45 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#776 []
 
「うわぁぁぁぁああ!!」

一瞬固まったストーカー霊が叫びだした。

「やめろ!離れろ!!」

俺の目の前には

キスする二人。
コウとこのは。

「離れろ!!!」

暴れるストーカー霊。

「…………」

固まるゆうみちゃん。

⏰:07/04/15 23:49 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#777 []
「コ……コウ……」

俺の言葉で
コウとこのはの唇が離れ、コウはぺろりと自分の唇を舐めた。

「この通り、嘘ではありません。ですからあなたは消えて下さい」

ストーカー霊を見て、
コウは得意げな表情でニヤリと笑った。

コウ…それ……
逆効果なんじゃ……

⏰:07/04/15 23:53 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#778 []
「……よくも……」

男はぷるぷると震え出した

「よくも……よくも……」

「よくも、は聞き飽きました早く続き言って下さい」

「よくも」
「俺のこのはにー」

男が話しきる前に
棒読みでコウが言った。

「このはさんは僕のものです、諦めて下さい」

⏰:07/04/16 01:35 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#779 []
「ちょっとタンマ!!」

「…なんですか志乃くん」

「展開が早過ぎて話がわけわからんくなっとる!!」

「……………」

「……………」

「話についていけん」

「ついてきて下さい」

無理やろ!!!

⏰:07/04/16 01:37 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#780 []
「第一、この男は何者なんや!?」

「ストーカー霊だと何回言えばいいんですか」

「それはわかるけど!!なんでストーカーになったか興味ある!!」

「…そうですか?」

僕は別に興味ありません…とか言いそう。
絶対言いそう。

⏰:07/04/16 01:40 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#781 []
「僕はなぜ彼が志乃くんの髪の毛を燃やしたのか…そちらの方が興味あります」

忘れとった!!

「ほんまや!お前なんで俺の髪の毛燃やしてん!?」

「俺のこのはと浮気しようとしたからだ」

確かにそーですけど…

⏰:07/04/16 01:42 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


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