きみを送る
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#812 []
「なぁコウ」

「なんですか?」

「なんでこのはにチューしたん?」

「チューとは幼稚ですね」

やかましい

「ストーカー霊を煽るためですよ」

「でもチューまでする必要なかったんちゃう?」

⏰:07/04/19 01:53 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#813 []
「…………」

「聞いてるんか」

コウは自分の唇を指でなぞった

「このはさんの唇、柔らかかったです」

誰が感想を求めましたか!

「キスなんて挨拶と同じですよ。外国では気軽にするでしょう?」

ここは日本ですけど

⏰:07/04/19 01:56 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#814 []
 
「ただいま〜」

俺たちは別荘についた。

「あ、志乃…コウも…おかえり」

このはがコウの顔を見た瞬間少し顔を赤らめた。

「ゆうみさんは?」

コウは靴を脱ぎながら
このはに問い掛けた。

「…………」

「どうかされましたか?」

⏰:07/04/19 02:03 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#815 []
「あ、ううん、大丈夫…」

「そうですか、では」

コウは玄関を上がり、
このはの横を通りすぎ部屋に入っていった。

「……………」

「どないしたん?」

俯きながら玄関に立ち止まっているこのはに俺は問いた。

⏰:07/04/19 02:05 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#816 []
「…ゆうみが……」

「ゆうみちゃんが?どしたん?」

「……………」

「このは?」

「あたし…今日ゆうみと同じ部屋は無理…」

「え、なんで?」

このはは俺の服の裾を掴みながら顔を上げた。

「…志乃と一緒におっていい?」

⏰:07/04/19 02:08 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#817 []
「え…俺と!?」

そりゃ無理でしょ!!

「お願い…話したい事あんねやん…」

なんやろ…

「まぁ話すくらいならえーよ。コウも一緒やけど」

「…志乃と二人で話したいんやけど……」

なにやら深刻な顔つきのこのはに、俺は嫌とは言えなかった。

「わかった」

⏰:07/04/19 02:11 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#818 []
俺は事情を説明しようと
コウと同じ部屋に入った。

「コウ〜」

「どうしました?」

コウは窓をあけながら
すずしげに煙草を吸っていた。

「俺ちょっとこのはと一緒に隣の部屋に行ってえーか?」

「…なぜ?」

⏰:07/04/19 02:13 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#819 []
「なんか話あるみたいやねやんか」

「…抜け駆けです」

ちゃうわい!!

「まぁいいですよ、どうぞ使って下さい」

「サンキューな」

俺はコウに礼を言って、
隣の部屋に入った。

「このは入るで〜?」

⏰:07/04/19 02:16 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#820 []
部屋の中から
どうぞ、と聞こえて
俺は部屋のドアを開けた。

「ごめんな…」

力なく謝るこのはを見て、俺はただ事ではない!と思った。

「や、えーよ。どした?」

「うん…あのな……」

⏰:07/04/19 02:19 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#821 []
このははベットに座りながら俯いた。

「どーした?」

「………コウってさ…」

「ん?」

「あたしの事好き…なんよなぁ?」

………………はい?

「今なんて」

「あたしにキスしてきたやん?あたしの事好きなんよな!?」

このはは俺の元へ近づき、俺の肩を掴んで興奮気味に言った。

⏰:07/04/19 02:23 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


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