きみを送る
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#181 [
]
「どーすんねん?さくらちゃんとの約束は」
「大丈夫です。さくらは聞き分けがいい子なので」
「つまり断るのか?」
「明日に延ばしていただきます。が…」
コウはニヤリと不敵な笑みを浮かべた。
ゾクッ…
「そうなると一度ではすまされません。明日は覚悟しといて下さいね」
:07/03/30 13:07
:SH901iS
:☆☆☆
#182 [
]
「…何をする気やねん」
「ですからそれは明日になればわかります」
「今言えや」
「…志乃くん」
コウはまた溜め息をつく。
しあわせ逃げるぞ?
「あなたは聞き分けが悪い子ですね。何回も言わせないで下さい。明日になればわかりますから」
:07/03/30 13:10
:SH901iS
:☆☆☆
#183 [
]
こ…こいつは…
「むかつく奴…」
「それはこちらのセリフです」
コウはポケットに手を入れ教室に戻っていった。
俺は廊下の壁を思い切り蹴った。
「…いて〜」
「…馬鹿ですね」
教室の扉にもたれながら
コウが呆れた顔で俺を見ていた。
:07/03/30 13:14
:SH901iS
:☆☆☆
#184 [
]
放課後になり、
俺は一旦家に帰ろうと教室を出た。
「志乃〜!」
この声は…っ!!
振り返る俺
「幸子!」
マイハニー幸子ですやん!
「もう帰っちゃうん?」
:07/03/30 13:15
:SH901iS
:☆☆☆
#185 [
]
「おう。幸子は?」
「あたしは部活〜!」
「そか。頑張ってな」
「志乃今日何するん?」
…えーと……
先輩んちでパーティー…
とか言ったらやばいかな…
「夜、会えへんかな?」
えーーー!?
なぜ今日はこんなに誘いが多いんや!?
:07/03/30 13:18
:SH901iS
:☆☆☆
#186 [
]
「今日はちょっと…」
「じゃ、明日は?」
明日…ねえ……。
お願い、と言う幸子は
もはや俺のいかがわしい妄想をかきたてた。
「明日幸子んち行く」
「ほんま〜!?やった!」
ニッコリ笑う幸子。
許せよコウ…
俺はやっぱり
お前より幸子を選ぶ。
(当たり前だが)
:07/03/30 13:21
:SH901iS
:☆☆☆
#187 [
]
「じゃ、明日!!」
スキップしながら部活に行く幸子を
俺はにこやかに見ていた。
なんてかわいいんや〜…
「志乃くん」
…………
嫌〜な予感……
:07/03/30 13:23
:SH901iS
:☆☆☆
#188 [
]
「志乃くん」
やめろ…頼む…
俺の近くに沸かないでくれ
「志乃くん」
……………
「何回呼べば振り向くんですか?志乃くん耳遠いんですか」
「…耳はいいけど…」
お前やから振り向きたくない俺の心理を読み取れ!!
:07/03/30 13:25
:SH901iS
:☆☆☆
#189 [
]
「あなたという人は…明日の約束を忘れたんですか」
「いや〜…」
いや、忘れたと言っておけば……
「忘れてた〜!わりー!」
「では今すぐ幸子さんに断って下さい」
幸子のほうを!?
「当然でしょう?先に約束したのはこちらですから」
:07/03/30 13:28
:SH901iS
:☆☆☆
#190 [
]
「でも幸子は彼女やし…」
「だから何です」
「最近構ってやれへんかったから…頼む!明日は勘弁してく」
「だめです」
……こいつ
「約束はなんのためにあるのですか?守るためでしょう?」
確かに正論ですけどぉ!!
:07/03/30 13:30
:SH901iS
:☆☆☆
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