きみを送る
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#224 []
「さくら…志乃くんの準備がまだですよ」

「え!ごめ〜ん!もうスタートしちゃったよ」

「…しかたないですね」

コウは俺の首を絞めていた男の霊をペリッと引きはがし、その男の首の一部をグリッと押した。

その瞬間、男はキラキラと光をはなち、消えていった

⏰:07/03/31 02:11 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#225 []
「…なんやねん一体…」

「説明は省きます。負けないで下さいね。負けたら殺されますよ」

説明しろ!!

負けないでと言われても
どうやって勝つのかすらわからない。

「あれ!?死者ゲームちゃうん!?」

俺の背後から驚いた声が聞こえた。

⏰:07/03/31 02:14 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#226 []
振り返るとそこには

「なんで?誰が死者ゲーム始めたの?」

キョトンとした顔の
瑠美先輩がいた。

「え…?」

「柏木君がしてるん?」

「いや…てか瑠美先輩…見えるん!?」

「霊やろ?見えるよ〜!」

信じられない…
瑠美先輩も……
霊が見えるのか……

⏰:07/03/31 02:17 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#227 []
「せっかくのパーティーがぁ〜…」

うなだれる瑠美先輩の背後に、ニヤリとした男の霊が近づいた

「危ない!!」

俺はとっさに瑠美先輩の腕を掴み引き寄せた

男の霊は俺に向かって突進してきた。

「どうすんねんコレ〜!」

⏰:07/03/31 02:20 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#228 []
「志乃くん、負けないで下さい」

他の霊と絡まり合うコウが俺に向かって言った。

「どうやって勝つねん!」

「首の後ろを押すの!」

瑠美先輩が俺に向かって叫ぶ。

首の後ろ〜??

⏰:07/03/31 02:22 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#229 []
俺はその男の首の後ろに手を回す。
が、俺の手は男の身体をすりぬける。

「無理やし!」

「一部分だけ、押せるところがあるの!」

一部分て!!

わかるかい!

俺は必死で男の首をまさぐる。

⏰:07/03/31 02:24 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#230 []
…あった!!

一部分だけ、
触れる部分があった。

俺はそこをグリッと押した。瞬間、
男から光が放たれ、消えた

「やっつけた!!」

俺はこの上ない達成感を味わった。

「よくできました。が、まだまだいますよ。頑張って下さい」

⏰:07/03/31 02:26 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#231 []
まだまだいるだと?

もう嫌だ。

てか………

俺は周りを見渡した。

周りの人間(生きている)は俺とコウと瑠美先輩を
不思議な顔つきで見ている

………最悪や

「志乃くん、ボケッとしないで下さい」

俺には霊が見えるが
はたから見ると
コウが一人で悶えているように見えるだろう。

…恥や………

⏰:07/03/31 02:29 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#232 []
「…俺はもう…戦わん…」

「…あなたはベジータですか」

(ドラゴンボール35巻125ページ参照)

「ぐえっ!!」

またもやふいをつかれ、
俺は霊に首を絞められた。

「…志乃くんは本当に世話がかかります」

⏰:07/03/31 02:32 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#233 []
苦しむ俺を見ながら
コウが淡々と話す

助けろや!

「志乃くん頑張ってや〜」

さくらがニッコリと笑い、
俺から霊を剥がして
死者送り(?)をしてくれた

「…ありがと」

「楽しんでる〜?」

「…まったく」

⏰:07/03/31 02:36 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


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