きみを送る
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#251 []
「コウまさか…」

「はい」

「お前…ゲームしたかったのか」

「はい。たまには運動しないと、身体がなまりますからね」

こいつ…!!

俺はコウに向かってパンチを繰り出した。

⏰:07/03/31 03:23 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#252 []
またもや俺の拳は
コウの掌に捕まった。

「なまってしまっても、志乃くんの弱々しいパンチくらいは止められますけど」

そう言ってニヤリと笑い

コウは布団にもぐった。

「おやすみなさい」

永遠に眠れ!!

⏰:07/03/31 03:25 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#253 [にゃぁ]
凄くおもしろいです
一番好きかもッ

頑張って下さい

⏰:07/03/31 03:29 📱:D902i 🆔:☆☆☆


#254 []
にゃあさん
こんな遅くまで読んでくれてありがとうございます一番すきなんて…
嬉しすぎます
頑張ります

⏰:07/03/31 03:34 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#255 []
「志乃くん眠れますか」

「…………」

「志乃くん」

「お前が話し掛けてけーへんかったらな」

「それは失礼しました」

…ほんまにな。

「…そういえば…」

まだ話すんかい!

「今日はさきさんとりえさん一度も見てませんね」

⏰:07/03/31 03:37 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#256 []
【第四章 さき】

《お前はもう死んでいる》
《お前はもう死んでいる》
《お前はもう死んでいる》
《お前はもう…》

…なんや!?

俺はガバッと跳び起きた。

「おはようございます」

「!?」

…ああ…昨日こいつ泊めたんだっけ……

⏰:07/03/31 03:40 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#257 []
……てか……


「なんや今の…」
「僕の携帯のアラーム音です」

ケンシロウーー!!

俺も北斗の拳はだいすき。意外な共通点やな。

「北斗の拳、好きなん?」

「いえ、別に」

ほなアラーム音にすんな!

⏰:07/03/31 03:42 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#258 []
「どちらかと言うと、僕はラオウが好きです」

ラオウも北斗の拳やから。

俺別にケンシロウが好きか、とは聞いてないよな?

「ラオウが死んだ時は、僕も泣きました…」

だからなんやねん

⏰:07/03/31 03:46 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#259 []
「僕もいつか死ぬ時は、ラオウのようなセリフを必ず言います。いえ、言ってみせます」

そこ、なんで言い直したん?別にどーでもいいから。

「我が生涯に、一片の悔いなし!!」

「………」

今死ぬのか?

「…つっこんで下さいよ」

心の中でつっこみました

⏰:07/03/31 03:49 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#260 []
「志乃くんはノリが悪いですね」

お前がゆーな!!

「貴様には地獄すらなまぬるい」

北斗の拳すきやん!
めっちゃすきやん!
セリフ知り尽くしてるやん!!

「嘘つきハッタリ…」

「まだそんなダサいネーミングを使ってるんですか」

お前も昨日使ったやろ!

⏰:07/03/31 03:52 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#261 []
朝から俺のイラつきは
マックスに達しそうだ。

「志乃くん」

…今度は何や

「お腹すきました」

…イライラ

「朝ごはん…」
「はいはい!!」

俺はリビングへ向かった。

⏰:07/03/31 03:54 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#262 []
「かあちゃん朝飯は〜?」

「今日パンやで〜!友達おんねやろ?サンドイッチにしといたから、持っていきや〜」

俺はサンドイッチと
《野菜生活》を持って
部屋に向かった。

⏰:07/03/31 03:56 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#263 []
「…………」

「…………」

コウはサンドイッチを見つめたまま無言。

…なんか……
わがまま言いそうな予感が

「僕、朝は和食派なのですが」

的中したーーー!!

⏰:07/03/31 03:58 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#264 []
「俺はパン派」

「洋食派、と普通言いますよね」

言わんわ!

「俺は洋食派」

「まぁ、野菜生活があるので今日は我慢します」

我慢するくらいなら食うな!!

「いただきます」

⏰:07/03/31 04:02 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#265 []
コウはちゃっかり
俺の分のサンドイッチまでぺろりとたいらげた。

「志乃くん朝は少食なんですね」

お前が俺の分まで食ったからやろ!!

「朝ごはんは一日の源ですよ。しっかり食べないとだめです」

ほな俺の分残せや!

⏰:07/03/31 04:05 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#266 []
今日はここまで
明日また更新します
感想いただけたら
うれしいです

⏰:07/03/31 04:07 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#267 [にゃぁ]
お疲れ様で-す

本当に大好きですよ
コウのキャラ面白い
また明日も
絶対見に来ますッ+・゚

⏰:07/03/31 04:14 📱:D902i 🆔:☆☆☆


#268 []
にゃあさん
ありがとうございます
コウのキャラ
書きやすいので
どんどんだします
今日も夜中に更新になります

⏰:07/03/31 13:26 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#269 [しょう]
おもしろすぎるw

⏰:07/03/31 21:27 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#270 []
しょうさん
ありがとうございます
おもしろいとゆわれると
やる気がでます

⏰:07/04/01 00:21 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#271 []
コウの相手をしてると
イライラしてまう…

俺は携帯を開いた。

【受信メールあり】

メールきてた〜

【送信者 幸子

マイハニー幸子ですやん!

俺はウキウキしながらメールを開いた

⏰:07/04/01 00:23 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#272 []
【そっかあ残念じゃ、あたし今日は友達と遊ぶわ

………?

えーっと……

なんの返事や…?

俺は昨日の記憶をたどる。

⏰:07/04/01 00:26 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#273 []
「志乃くん野菜生活もう少しもらえますか」

………

「志乃くん聞いてます?」

こいつのせいや!!

昨日こいつに言われて
幸子との遊びを断ったんやった!!

「志乃くん」

「もうないわ!!」

⏰:07/04/01 00:28 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#274 []
「何イライラしてるんですか」

「うるせー!」

「……八つ当たりです」


お前にイライラしとんじゃい!!

「ああ、志乃くん。昨日のうちにさくらとの約束は果たした事ですし、今日は幸子さんと遊んでもいいですよ」

…もう遅いわ!

⏰:07/04/01 00:30 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#275 []
「……………」

「どうしました?」

「……………」

「志乃くん?」

「……………」

「…ああ、振られたんですか」

お前のおかげでな!!

コウはニヤニヤしながら俺の顔を見ている

⏰:07/04/01 00:35 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#276 []
な…殴りてえ……

だが、またコウにパンチを止められたら
俺はもう立ち直れない。

「おや?さきさんじゃないですか?」

コウは窓の外を見ながら呟いた。

「さきさんですよね、あれ」

⏰:07/04/01 00:37 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#277 []
「何してるんでしょうか」

俺はコウの隣に立ち、
窓の外を眺めた。

「……?」

あいつ何しとんや?

さきは、道に貼られているポスターをじいっと眺めていた。

⏰:07/04/01 00:39 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#278 []
「…ポスター?」

「を、見てますね。なぜ」

俺に聞くな。

「何のポスターですかね」

「…化粧品……?」

さきの眺めているポスターは、べっぴんなモデルがでっかく映った、化粧品のポスターだった。

⏰:07/04/01 00:41 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#279 []
「化粧品…化粧に興味があるんでしょうか?」

知るかい!!

「知らん」

「さきさんは自分の死を受け入れてないんですよね」

まぁ…そうやけど

「…なるほど」

⏰:07/04/01 00:44 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#280 []
なっとくしたように
コウは窓から離れ
たばこを取り出した。

「さきさんは恋してます」

「は?」

「さきさんは恋してます」

「誰に」

「僕に」

⏰:07/04/01 00:45 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#281 []
「…………」

「…つっこんで下さいよ」

つっこむ以前に…

「ありえへんやろ」

「それはわかりません」

「わかります」

「…まぁ、冗談ですが」

ほなゆーな!

⏰:07/04/01 00:47 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#282 []
「見て下さい、さきさんの顔を」

俺は目を細めてさきを見る。が

「表情まで見えへん」

「志乃くん目、悪いんですか?」

俺から見えるさきは、
後ろ姿だけ。

見えるはずねーやろ!

⏰:07/04/01 00:50 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#283 []
「間違いない、彼女、恋をしてます」

「誰に」

「…わかりませんが」

コウはちらりと俺を見て

「まぁ、志乃くんが妥当でしょう」

と言った。

……マジかい

⏰:07/04/01 00:52 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#284 []
「てか、ただ単に化粧品のポスター見てるだけやん」

「さきさん今まで化粧に興味を持っていましたか?」

「…わからん」

「わかって下さい」

「持ってへんのちゃう!」

「…やはり」

興味持とうがどーでもえーやろ!

⏰:07/04/01 00:54 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#285 []
「女性が急に化粧に興味を持つ、ということは、恋です。恋以外の何でもありません」

…ほんまかい。

「なぜ言い切れる」

コウは俺の言葉にニヤリとした。

「志乃くんより、僕の方が女性について詳しいですから」

⏰:07/04/01 00:57 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#286 []
こいつ…
俺が童貞やからって…

って……ん?

「…コウ」

「はい」

「お前…何が詳しいんや」

「ですから女性について」

「女性の何を」

「身体も心も」

…身体も…?

身体!!??

⏰:07/04/01 01:26 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#287 []
……まさか……

まさか…
まさか…

信じたくない…

「僕は経験済みですよ、志乃くんと違って」

コウは口の端をつりあげた

経験済みーー!?
うそだ
うそだ

って…

《志乃くんと違って》

今俺を馬鹿にしたか?

⏰:07/04/01 01:29 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#288 []
「いつ!?」

「いつでもいいでしょう」

「誰と!!」

「答える必要ありません」

「なぜ!!」

「…………」

はあ〜、とコウは溜め息をついた。

「あなたは子供ですか。だからいつまでたっても童貞なんですよ」

……人が気にしてる事を!

⏰:07/04/01 01:33 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#289 []
「それに…」

コウは勝ち誇ったような笑みで俺を見た。

…ゾクリ

「僕は結構モテます」

はーーーー!?
あーりーえーねーー!!

「なぜわかる」

「毎日僕を見て女性達がひそひそ話してますから」

それは悪口ゆーとんねん!

⏰:07/04/01 01:37 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#290 []
コウ…お前は
とてつもなくポジティブ精神なんやな、うらやましいよ。

「…お前がうらやましい」

「志乃くんも、僕程まではいきませんがモテてますよ、大丈夫です」

…それって……

「志乃くんを見てひそひそ話してる子達もいますし」

俺も悪口ゆわれてるー!!

⏰:07/04/01 01:39 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#291 []
聞かなきゃよかった…と
俺は思った。

聞きたくなかった…

俺はコウみたく
ポジティブにはなれなかった。

…気が重い…

「学校行きたくない…」

「わがまま言わないで下さい。行きますよ」

コウに腕を掴まれ、
俺達は学校へ向かった。

⏰:07/04/01 01:41 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#292 []
「またですか…」

玄関に入り、
げたばこを開いて
コウが呆れたように呟いた

「どしたん?」

コウは自分のげたばこを指さした。

俺は目線をコウのげたばこに向けた。

「はーーー!?」

⏰:07/04/01 01:44 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#293 []
げたばこの中には
たくさんの手紙

中にはプレゼントらしき物体まである。

「なんやねんコレ…いやがらせか?」

いやがらせだよな?
頼む、俺にこれ以上ショックを受けさせないでくれ

「何言ってるんですか、ラブレターですよ」

……ショック……

「ま、いつもの事ですが」

⏰:07/04/01 01:46 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#294 []
いつもの事…?

「お前いつもこんないやがらせ受けてんのか?」

俺はいやがらせだと
自分に言い聞かせてみた。

「ですからいやがらせではありません」

いやがらせ以外のなんやねん!!

「もてすぎるのもつらいですよ」

俺を見下したように
コウは笑った。

⏰:07/04/01 01:50 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#295 []
…むかつく……

俺は空っぽの自分のげたばこを眺めた。

「志乃くんにはないんですか、ラブレター」

………やかましい。

「今日はないみたい」

強がる俺。

「いつもでしょう?」

鼻で笑いながら
たくさんのラブレターをかばんにつめながらコウが言った。

⏰:07/04/01 01:53 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#296 []
「志乃おはよう!」

イライラしている俺に
天使のような声が響いた。

「幸子…」

「元気ないん?」

「…別に」

俺は幸子がおれば充分や!

「幸子さんおはようございます」

「え?あ、神谷くんおはよ〜!」

「今日もかわいいですね」

馴れ馴れしく幸子に話し掛けるな!!

⏰:07/04/01 01:58 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#297 []
「幸子と話すな」

「なぜです」

「なぜでも」

「…やきもちですか」

…やきもちですけど!

「男のやきもちはみっともないです」

やかましい!!

「え〜!志乃がやきもちとかめっちゃ嬉しい〜!」

幸子。お前は天使や!

⏰:07/04/01 02:00 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#298 []
「志乃くん愛されてますね」

うらやましいやろ!

「僕も恋人がほしくなりました」

「コウならすぐできるやろ。なんせモテますから」

イヤミたっぷりに言ってやった。

「僕は自分から好きにならないと付き合いませんから」

……あっそ。

⏰:07/04/01 02:04 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#299 []
「…神谷先輩彼女ほしいんや〜」

俺達の背後から
かわいらしい
アニメのような声が聞こえた。

「…………」

誰だ!!?

「おはようございます!神谷先輩!柏木先輩!幸子先輩!」

……いや、誰ですか

⏰:07/04/01 02:09 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#300 []
「…誰ですかあなた」

コウがその女をまじまじと見る。

「一年の美奈子って言います!神谷先輩の彼女に立候補しちゃいま〜す!」

……うぜ〜…
なんだこの女…
まじうぜえ。

コウをちらっと見ると
目をまんまるにして
固まって(いるように)見えた。

⏰:07/04/01 02:12 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


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