きみを送る
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#356 []
「今協力するって…言ったじゃん…」

さき、その通り!!

「言ってません」

言いましたやん!

「さきさん幻聴ですか?」

「俺も聞いた」

「…志乃くんは黙ってなさい」

命令すんな!!

⏰:07/04/02 03:11 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#357 []
「おい、コウさんよ」

俺はまた
手招きをして小声で話した

「さっきお前が俺に言ったみたく、一発やればえー話やん?」

「…一発とは下品ですよ」

「…一度身体を重ね合えばえーやん!」

「いやです」

即答!?

⏰:07/04/02 03:14 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#358 []
「なんでやねん!」

「タイプじゃないです」

「…………」

「僕のタイプはもう少し大人な女性です。年上で、品のある…」

誰がお前のタイプを聞いてますか!!

⏰:07/04/02 03:16 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#359 []
「さっきお前が俺に一発やればえー言うたやないか」

「そんな下品な発言してません」

「…一度身体重ね合え言うたやないけ」

「それは志乃くんの場合です。とにかく僕は嫌です」

なんちゅー自己中な!!

⏰:07/04/02 03:18 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#360 []
「さきさんが乗り移った美奈子さんの身体を抱くくらいなら、僕は別にさきさんが美奈子さんに乗り移ったままでも構いません」

…おい。

「それくらいに嫌です」

どれくらいかわからんわ!

「と言うわけで僕は授業に戻ります」

どーゆーわけやねん!!

⏰:07/04/02 03:21 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#361 []
コウは俺に背をむけ、
階段を上がろうとした。

「待て」

俺はコウの腕を掴む。

「なんですか」

「俺に協力している、とさっき言うたよな」

「……………」

「協力して下さい、今!」

「………なぜ」

しろや!!!

⏰:07/04/02 03:23 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#362 []
「コウを頼りにしてる…」

俺は思ってもない言葉を口にした。

「……今なんと?」

「お前だけが頼りやねん」

自分の言葉に寒気がする。

コウは一瞬驚いた表情をしたが、しだいに満足気な笑みにかわった。

「わかってますよ」

…俺は知りませんでしたよ

⏰:07/04/02 03:27 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#363 []
コウは再度
俺とさき(美奈子)の元に近寄ってきた。

「さきさん、あなたは僕を愛している、間違いないですか?」

愛してるとは言うてへんやろ!!

「……うん」

愛してるんか!?

⏰:07/04/02 03:29 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#364 []
「では美奈子さんから離れて下さい」

「…どうして……?」

「僕のタイプではないからです」

こいつ…やけにタイプにこだわるな…

「僕のタイプは幸子さんみたいな方です」

そうか、幸子みたいな…

って……

「はぁぁあーーー!?」

⏰:07/04/02 03:31 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#365 []
「お前!今何てゆーた!」

「僕のタイプは幸子さんのような方と」

「はあ!?」

「ですから幸子さんのような」
「はあーー!?」

「…志乃くんはぁはぁ言い過ぎです。あなた欲求不満ですか」

俺はコウに対して殺意が芽生えた。

⏰:07/04/02 03:34 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


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