きみを送る
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#451 []
「はいそうです」

コウは満足そうに
ニッコリ(ニヤリ?)と笑った。

「…有名…なのでわかります」

有名!?コウが?

「あの…変わってるって」

変わってるー!!

俺はケラケラ笑った。

「僕が…変わっている?」

⏰:07/04/04 02:23 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#452 []
コウは放心したように
呆然とした表情でゆうみちゃんを見ている。

「あ…すみません…!!変わってるってのは……」

「かまへんかまへん!変わってるのはほんまの事やしな〜!!」

俺はコウをバカにした目付きで言ってやった。

「ゆうみさん…」

⏰:07/04/04 02:28 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#453 []
コウはギロリと
ゆうみちゃんを睨んだ。

睨むな!!

「は…い……?」

ゆうみちゃんは
おどおどしながら答えた。

「僕が変わっている、と。あなたの言葉忘れません。覚悟しておいて下さい」

怖いから!!
覚悟てなんやねん!!

⏰:07/04/04 02:30 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#454 []
ゆうみちゃんが怯える中、俺の順番がきて
俺とコウは注文していた
ラーメンセットを受け取った。

俺はゆうみちゃんに

「気にすんなや」

と一言いい、テーブルへ向かった。

⏰:07/04/04 02:33 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#455 []
コウは

「僕が変わっていると有名だなんて…一体誰が言い出したんでしょうか」

と、ぶつぶつ言いながら

ラーメンの中にご飯を入れる、という
なんとも奇妙な食べ方をした。

いや、その食べ方がもう
変わってますけど。

⏰:07/04/04 02:34 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#456 []
俺はあえて
コウの食べ方に触れず、
もくもくとラーメンを食べた。

「志乃くん、メンマあげます」

「いらん」

「好き嫌いしてはいけませんよ」

ほな食えや!!

⏰:07/04/04 02:58 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#457 []
コウは俺の器の中に
メンマを入れた。

「お前な〜…」

「メンマを食べると強い子になります。先程のあなたのパンチ…全く効きませんでしたから」

やかましい!!

「もっとも…」

ニヤリとコウは俺を見た。

「あなたは女性のパンチで鼻血を出していましたが」

⏰:07/04/04 03:00 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#458 []
…人が気にしていた事を…

「油断したんや」

「……今なんて」

コウは期待混じりの表情で見つめてくる。

「油断したわケンシロウ」

コウの期待に応えるべく
俺は恥ずかしさに耐えた。

「…志乃くん何言ってるんですか。ウケません」

お前もさっきゆーたやん!

⏰:07/04/04 03:03 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#459 []
俺はコウを睨んだが
コウは必死にラーメンご飯(と名付ける)を食べていたため、俺も目線をラーメンに戻した。

「おい!聞いたか?」

俺の隣に座っている
男子グループの一人が
でかい声で言った。

「なにを〜?」

グループの一人がカレーを食いながら答えた。

「夜中のインターネットの噂やん!ほら…」

⏰:07/04/04 03:08 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#460 []
【第七章 都市伝説】

俺は隣の席の男の話に耳を傾けた。
コウは相変わらず必死にラーメンご飯を食っている。

「インターネットぉ?」

「そうそう!夜中の2時に、あるサイトに接続したら血だらけの女がでてきて、一週間後にそれを見た奴が殺されるんやって!」

⏰:07/04/04 03:11 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#461 []
「何やねんそれ〜!!」

「俺も冗談やと思ったんやけどな〜…俺の連れがみちまってさ〜」

「どうなったん?」

「いや、まだ見たのは昨日やから生きてるけど…ほんまに血だらけの女がうつったらしいで」

………都市伝説みたいなもんか?

⏰:07/04/04 03:13 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#462 []
俺は隣の席の男の話に夢中だったため、
俺のラーメンからチャーシューが取られたことに気付いてなかった。

「コウ!俺の…」
「チャーシューなんて取ってませんよ」

ほななんでチャーシューがなくなったと知ってる!

「かえせ」

「もう胃袋の中です」

⏰:07/04/04 03:15 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#463 []
「チャーシュー食べたい」

俺はコウのわがままの真似をしてスネてみせた。

「志乃くん…」

コウは呆れたように溜め息をついた。

「あなたは子供ですか。たかがチャーシューごときでスネるとは」

ほなチャーシュー取るな!

⏰:07/04/04 03:30 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#464 []
俺はコウに
チャーシューの魅力を熱弁し、コウは呆れた表情でラーメンご飯を食べ続けた。

そのうち、隣のグループは席を立って食堂をでていった。

「志乃くんどう思いますか」

グループが食堂を出た事を確認してからコウが言った

⏰:07/04/04 03:33 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#465 []
「なにが」

「今の話です」

「今の話って…俺のチャーシューの話か?」

「違いますよ。何が悲しくてあなたのチャーシューの話をほじくり返しますか」

俺はチャーシュー取られたから悲しいわい!

⏰:07/04/04 03:34 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#466 []
「ただの都市伝説…ですかね、僕はそうは思えませんが」

「ああ〜気にする事ないんちゃう?噂やし」

これ以上やっかいな事に首を突っ込みたくない!

「…そうですか」

そうですよ。

「では噂かどうか、試してみましょう」

⏰:07/04/04 03:37 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#467 []
「た…試す?」

「はい」

「試すとは…」

「夜中の2時に接続してみましょう、サイト名は先程の方に聞いて」

「……………」

まさか……

「今夜実行します」

やっぱりーー!!

⏰:07/04/04 03:38 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#468 []
睡魔がきたので
今日はここまで
明日は休みをもらったので予定が増えなければ
たくさん更新します

またコメントもらえたら
うれしいです

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2061/

⏰:07/04/04 03:42 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#469 []
「ちなみに…今夜実行ってことは…」

「志乃くんのご自宅にパソコンありますよね」

ありますけど…

「まさかびびってるんですか」

コウは鼻で笑いながら
俺をバカにした目付きで見た。

びびりませんけど!!

⏰:07/04/04 18:03 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#470 []
「では僕は先程の方に話を聞いてきますので」

そう言って、コウは席を立った。

「さきも行く〜!!」

コウのあとを追い、
さきも食堂を出ていった。
目の前には
コウの食べたラーメンの器

…俺が片付けるんかい!!

⏰:07/04/04 18:06 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#471 []
俺はイライラしながら教室へ戻る廊下を歩いた。

「志乃〜!」

こ…この声は!!

「お昼食べた?」

幸子が片手に弁当らしき物体を持っている。

「あ〜コウと食った」

「…神谷くんと……」

幸子はしょんぼりした。

⏰:07/04/04 18:08 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#472 []
「最近志乃、神谷くんとばっかりおるよね…」

「え…?」

あいつ俺に取り憑いてるからな…

「なんか神谷くんに志乃を取られちゃったみたい」

幸子はふにゃっと笑ってみせた。

こ…こいつはなんてかわいいんや〜!!

⏰:07/04/04 18:10 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#473 []
「バ〜カ!」

俺は幸子にデコピンをした

ほんまは抱きしめて
チューとかしてーけど!

「いたぁ〜い!!」

おでこを押さえプゥーっと頬を膨らませる幸子。

美奈子がやった時はむかついたが、幸子がやると
か わ い い!!

⏰:07/04/04 18:13 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#474 []
「でもそっか…お弁当作ってきたんやけど、食べちゃったならいらないよね〜」

幸子の手づくり!?

「いや、食」
「いただきます」

………このパターンは

「志乃くんは少食なのでかわりに僕がいただきます」

⏰:07/04/04 18:15 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#475 []
「え…でも………」

「僕が食べてはいけませんか?」

いけませんやろ!!
普通にあかんやろ!

「俺の弁当やから」

「あなたの小さな胃袋にはもう入りませんよ」

「入る!!」

「入りません」

⏰:07/04/04 18:17 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#476 []
幸子は俺とコウをハラハラした表情で見ている。

「わかった…これ、二人で食べて?」

………二人で…

ふ た り で ?

つまり………

「ありがとうございます」

こいつとか!!

⏰:07/04/04 18:19 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#477 []
幸子は俺たちに手をふってパタパタと教室に入っていった。

「志乃くん教室でいただきましょうか」

「お前にはやらん」

「なぜ」

「食わせたくない!!」

「………志乃くん」

「…………」

「あなたはかわいらしいですね」

⏰:07/04/04 18:22 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#478 []
…………はい?

かわいらしい?
俺が………?

「………は?」

クスクスと笑いながら
コウは弁当を持って廊下を歩く。

「おいかわいいって…」

「志乃くんは思った事がすぐに顔にでてます」

ほなお前をうっとーしいと思ってる事もわかるやろ!

⏰:07/04/04 18:25 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#479 []
教室へ戻り、
俺とコウは机を寄せ合い
幸子の弁当を開いた。

うまそ〜〜〜!!

「ほう…なかなか…」

コウはたまごやきを口に入れる。

「…幸子さん料理お上手ですね」

俺もたまごやきを食べる。

「うめ〜〜!!」

⏰:07/04/04 18:29 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#480 []
「志乃くん本題に入ってよろしいですか」

「なんの」

俺は弁当を食べ続けながら適当に答えた。

「先程の話です」

「………なに」

「夜中のインターネットの話です」

「ああ……」

コウはポケットから
一枚の紙切れを俺の目の前に差し出した。

⏰:07/04/04 18:31 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#481 []
その紙切れには
どこかのサイトのアドレスが書かれている。

「…汚い字」

「僕の字ですけど」

「汚い字やな」

「そんな事どうでもいいでしょう」

「…で?」

「これが例のサイトです」

やっぱり今夜実行するのか………

⏰:07/04/04 18:33 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#482 []
「このサイトのアドレス、何かおかしいと思いませんか?」

「字が汚くて読めません」

「いえ、字は関係ありません」

「ここ!!」

俺はある一部を指さした。

コウは俺の指す方向を覗き込んだ。

⏰:07/04/04 18:37 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#483 []
「どこですか?」

「ほら、ここ、aかdか区別がつかへん」

「…………これはaです」

「へ〜」

「そんな事を聞いてるんじゃありません」

「…で、何がおかしい?」

「別におかしいところがあるとは言ってません。おかしいと思いませんか、と聞いてるんです」

「……別にない」

「僕も思います」

ほな聞くな!!

⏰:07/04/04 19:54 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#484 []
少し休憩します

読んでくれてる方いるのかなと不安です

またコメントお願いします

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2061/

⏰:07/04/04 19:57 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#485 []
俺は紙切れをジッと見つめた。

………ん?

mayumi…

「まゆみ?まゆみって誰」

「多分そのサイトの管理人です」

「管理人?管理人は生きてるんか?」

「…ですからそれを調べるんです」

⏰:07/04/04 23:54 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#486 []
「どうやって」

「サイトに接続し、血だらけの女性が映ればわかりますので」

「どうしてわかる」

「僕には何でもわかりますから」

ほな今でもわかるんちゃうん!!

「あぁ!!お前…」

気付くとコウは弁当を全てたいらげていた。

「ごちそうさまでした」

⏰:07/04/04 23:57 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#487 []
午後からの授業中、
俺はコウに向かって
憎しみビームを再度放った

「そのビーム好きですね」

コウは教科書に目を向けたまま淡々と話した。

「僕には無意味ですけど」

俺はコウに向かって消しクズを投げつけてやった。

「…それは反則です」

⏰:07/04/05 00:00 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#488 []
俺は消しクズをかき集めて再度コウに向かって投げつけようと構えた瞬間

「うおっ!!」

俺に向かってコウがシャーペンを投げつけてきた。

「危ないやんけ!!!」

「加減はしました」

そーゆー問題ちゃうやろ!

⏰:07/04/05 00:02 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#489 []
「お前俺を殺す気か!!」

「そんなつもりないです」

「シャーペンで人殺せるんやぞ!危ないもん投げつけるなや」

「先に投げてきたのは志乃くんです」

「俺は消しクズを投げただけやん!」

「同じ事です」

違いますけど!!!

⏰:07/04/05 00:06 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#490 []
「神谷!また独り言か!」

…いや、先生…
俺いるんですけど。

「すみません、続けて下さい」

お前も突っ込めや!!

コウは教科書に目を戻し、ノートをとる手を動かした

…ひまやな〜。

夢の中に…いざ!!

⏰:07/04/05 00:09 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#491 []
俺は眠りにつこうと
机に俯せた。

「志乃ひま〜?」

さきが俺の耳元で囁いた。

「志乃〜さきもひま!」

「…………」

「志乃聞いてる?」

聞いてますけど!!

「さきさん授業中は大人しくして下さい。志乃くんも授業聞きなさい」

⏰:07/04/05 00:11 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#492 []
コウが俺の椅子を
ガツンと蹴り、
俺はしぶしぶ顔をあげて
授業を聞いていた。

放課後になり、
俺はコウに気付かないふりをしてコッソリと教室からぬけだした。

コウは……

ついてきていない!!

コウを撒いてやった!!

⏰:07/04/05 00:14 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#493 []
俺はスキップをしながら
玄関へ向かった。

「遅かったですね」

「!?」

「どうしました?」

「なんでおんねん!さっきまで教室おったやん!」

「瞬間移動しました」

「………」

「冗談ですよ」

こいつならほんまに出来そうやな…

⏰:07/04/05 00:15 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#494 []
「では行きましょうか」

「…どこに」

「志乃くんの家に」

「………」

「今日もお邪魔しますと、言いましたよね?」

言ってましたけど…

「僕が行ってはいけませんか?」

「いけません」

「でも行きますけど」

ほな聞くな!!

⏰:07/04/05 00:18 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#495 []
家につき、
またもやコウは
俺の部屋で毎度のようにくつろいでいた。

「志乃くんわかってきたじゃないですか」

ニッコリと微笑み、
俺の手から
《野菜生活》を奪った。

「僕、実は赤の野菜生活の方が好きですが…まぁいいでしょう」

…絶対もうやらん!!

⏰:07/04/05 00:21 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#496 []
野菜生活にストローをさし一口飲んでから
コウがパソコンの前に移動した。

「まだ時間ありますが、少しパソコンいじっても構いませんか?」

だめやと言っても聞かんでしょ!!

コウはやはり俺の返事を聞かずにパソコンをカチカチといじりだした。

⏰:07/04/05 00:23 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#497 []
俺はテレビをつけ、
ボケーッと見ていた。

しばらくしてから
コウがパソコンを食い入ったように見つめ口を開いた

「…やられましたね」

俺はコウの隣に座り、
パソコンを覗いた。

「コウ…これは?」

⏰:07/04/05 00:25 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#498 []
パソコンの画面には

【GOD ROOM】

と書かれ、かわいらしい挿絵がしてあるページが開かれていた。

「GOD…神…」

GODROOM…
神の部屋……

神……神………

まさか

「僕のホームページです」

⏰:07/04/05 00:46 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#499 []
コウのホームページ!?

コウにホームページ!?

「お前…ホームページなんかもってたんか!?」

「はい」

「…知らんかった」

「言ってませんので」

いやしかし…
このかわいらしい挿絵…

【ようこそo(^-^)o】

などと顔文字までついている。

…似合わない……

⏰:07/04/05 00:49 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#500 []
「で…何がやられた…?」

コウはBBSと書かれた場所をクリックし、
開いてみせた。

「荒らされました」

画面には

【神キモい神キモい神キモい神キモい神キモい神キモい神キモい神キモい…】

ずらーっと永遠に続いている。

⏰:07/04/05 00:51 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


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