きみを送る
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#52 []
俺の家につくまで
まみとコウは
ずっと話していた。

俺はイライラしながら
無言を突き通した。

時々コウに

「人間の感情は、言葉にださないと伝わりません。言いたい事は言って下さい」

と言われようと
俺は口を開かなかった。

言ったところで
お前は引き下がらないだろ!!

⏰:07/03/29 02:43 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#53 []
「ついたよ〜!」

まみがニコニコしながら
玄関のドアを開けずに中にスゥっと入ってゆく。

「お邪魔します」

ほんまに邪魔や!!

「…どーぞ……」

俺はドアを開け、
不本意ながらコウを招き入れた。

⏰:07/03/29 02:45 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#54 []
「早かったね!おかえ…」
「早いな!今日こそ身体を…」

さきとりえは
コウを見て固まった。

「ほう…志乃くんは日頃、霊達にハーレム状態なんですね」

さきとりえをまじまじと見ながらコウは呟いた。

いちいちうざいやつだ…。

俺の怒りのパラメータは
また一歩マックスに近付いた。

⏰:07/03/29 02:48 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#55 []
「この人誰?あたし達の事が見えるの?」

さきがコウを見ながら俺に聞いてきた。

「…そうみたいやな」

「へ〜!お前、名前は?」

りえはニヤリと笑いコウを見た。

「コウ、と呼んで下さい」

⏰:07/03/29 02:50 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#56 []
「…コウ……?」

ニヤリと笑ったりえの顔が一瞬固まった。

「はい。…どうかされましたか?」

「…いや、別に」

りえは一言放ち、
ふらりとどこかに消えてしまった。

なんだ……?

「今の子の名前は?」

「…りえ」

「…………」

いつもポーカーフェイスのコウの顔が歪む。

「…なるほど」

⏰:07/03/29 02:54 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#57 []
「どうしたの?」

さきが不思議そうな顔で俺とコウを見た。

「別に何もありません。部屋に行きましょうか」

…ここはコウの家だっけ?

「部屋に案内して下さい」

お前どんだけ生意気やねん!!

パラメータはマックスになったことを告げた。

⏰:07/03/29 02:56 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#58 []
「…コウ……」

俺は怒りでわなわなと震えた。

「どうしました?志乃くん震えてますよ?」

お前のせいじゃ!

俺は思いっ切り、
コウに向かって拳を振り上げた。

《ガツッ》

⏰:07/03/29 02:59 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#59 []
「!?」

「…危ないです」

俺の拳は見事にコウの掌におさまった。

「志乃くん…僕は空手をしています。並のパンチは効きませんよ」

………
先に言えよ!
空回りした可哀相な俺の拳はコウの掌からヒラリと落ちた。

「部屋に案内して下さい」

⏰:07/03/29 03:01 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#60 []
俺はしぶしぶコウを部屋に入れた。

「…………」

「…………」

「…結構汚いですね」

普通言わなくね?
思っても普通言わなくね?

「悪かったな」

「いえ、構いませんけど」

ほなゆーな!!

⏰:07/03/29 03:03 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#61 []
「まぁ、志乃くん座って下さい。話しましょう」

俺んちやし!
俺の部屋やし!!

俺の気持ちを知ってか知らずか
コウは俺の部屋にある
俺のお気に入りの一人掛けのソファに腰掛けた。

俺のソファやし!!

もう怒りよりも呆れてきた

俺はコウと対面するベットに腰掛けた。

⏰:07/03/29 03:26 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


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