きみを送る
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#546 [
]
「この女性、先程のまゆみさんと同じ人物で間違いなさそうです」
いつも通りポーカーフェイスで淡々と話すコウ。
「お前…怖くないんか」
「怖いです」
嘘つけ!!
「しかし」
「興味深いねやろ!」
「その通りです」
:07/04/06 04:14
:SH901iS
:☆☆☆
#547 [
]
コウはニヤリと笑った後、クルリとパソコンに向き直った。
「まゆみさん聞こえてますか?」
パソコンに向かい話し掛けるコウ。
「まゆみさん」
「…………」
「どうやら聞こえないみたいです」
そりゃそーやろ!!
:07/04/06 04:16
:SH901iS
:☆☆☆
#548 [
]
画面に映る女は
表情ひとつ変えず
ただただ血を流している。
「呪われますかね?僕達」
「呪いとか信じてないんちゃうん」
「この女性を見ていると信じてしまいそうになります」
………おい。
「いつまでこの画面が続くんでしょうね」
:07/04/06 04:19
:SH901iS
:☆☆☆
#549 [
]
時計の針は2時5分をさしている。
未だに画面の女は動かない
「いつまで見つめ合えばいいんでしょうか。目がチカチカしてきました」
ほな見るなや!!
俺は画面から目を逸らそうとした。
「……あれ?」
:07/04/06 04:22
:SH901iS
:☆☆☆
#550 [
]
「どうしました?」
コウは画面から目を逸らさずに俺に問い掛ける。
「…ここに何か映ってる」
「なにが」
「ほら、ここ…」
俺は気付いてしまった。
「こいつ…まゆみちゃう…違う奴や…」
画面の女の肩に
入れ墨が入っている事に。
:07/04/06 04:26
:SH901iS
:☆☆☆
#551 [
]
「入れ墨…ですか」
「何て書いてある?」
「読めません」
「コウの字よりマシやろ」
「小さくて読めません。僕の字は関係ありません」
「……まゆみ?」
肩にはmayumiの文字が小さく彫られている。
「まゆみさんではないのにまゆみさんの名前が彫られている…?」
:07/04/06 04:30
:SH901iS
:☆☆☆
#552 [
]
「なんで?」
「僕に聞かないで下さい」
「何でもわかるんちゃうんけ!?」
「僕にもわからない事だってあります」
ほな何でもわかるゆーな!
:07/04/06 04:31
:SH901iS
:☆☆☆
#553 [
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:07/04/06 04:33
:SH901iS
:☆☆☆
#554 [
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「…………」
「…………」
沈黙……
「志乃くん…」
今度は何を言い出す…
「もうこの女性見飽きました」
…そうですか。
「だいたい血まみれの女性は僕の趣味じゃないです」
血まみれの女が趣味のやつなんかどこに存在するか!
:07/04/07 01:35
:SH901iS
:☆☆☆
#555 [
]
「…………」
「おや?志乃くん今何かいいましたか?」
「なにも」
「何か聞こえませんか」
「え…?」
俺は耳をすましてみる
「…………」
パソコンの方から何か聞こえてくる。
:07/04/07 01:37
:SH901iS
:☆☆☆
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