きみを送る
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#576 []
「あ…ああ」

「うなされるほど怖い夢でも見たんですか?」

「…………」

「まさか先程のサイトの女性がでてきた…」

「やめろ!!」

「すみません冗談ですよ」

…釈だがコウの言う通りだった。
俺の夢にまで、あの女が血だらけで出演してしまったのだ

⏰:07/04/07 16:55 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#577 []
「志乃くんがまさかこれほどまで怖がりだとは思いませんでした」

…うるさい……

「うるさい」

「志乃くん」

「うるさい」

「助けてあげましょうか」

「…………」

⏰:07/04/07 16:57 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#578 []
「志乃くん」

「助けろ」

「嫌です」

ほなゆーな!!

「それが人に物を頼む言い方ですか」

言い方関係ないやん!

「助けて下さい、と言えば助けてあげますけど」

絶対言いたくない。

⏰:07/04/07 16:58 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#579 []
「まぁ、助かりたくないのならいいですが」

コウは布団に潜り込んだ。

「友達やろ…助けろよ」

「ですから助けて下さい、と言えば助けます」

「…………」

「いいですよ別に。僕もしばらく志乃くんの様子を見ていたいので」

は?様子を見る?

「意味不明」

⏰:07/04/07 17:01 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#580 []
コウはそのまま眠りにつき俺はその後眠れなかった。



「志乃くん最近顔色悪いですね」

あのサイトを見てから
四日がたった日、
登校してきた俺の顔をちらりと見てコウが言った。

⏰:07/04/07 17:05 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#581 []
「ちゃんと睡眠とってるんですか?」

「………いや…」

俺はあれから全く眠れなかった。
目をつむれば
パソコンに映しだされた血だらけの女の顔、
俺とコウの血だらけの写真が浮かんできて…

「やはり僕の考えていた通りでした」

⏰:07/04/07 17:08 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#582 []
コウは口の端をつりあげ、満足そうに微笑んだ。

「……なにが…」

「着いてきて下さい」

コウに手をひかれ、
俺は黙ってコウについていった。

「…パソコンルーム…?」

コウに連れられてきたのはパソコンルームだった。

⏰:07/04/07 17:10 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#583 []
「どうぞ掛けて下さい」

ここはお前んちか!!

というツッコミすら
今の俺にはできない。
それ程までに弱っている。

俺は黙って椅子に腰かけた

「今から助けてあげます」

ニヤリと笑い、コウはパソコンの電源をつけた。

⏰:07/04/07 17:12 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#584 []
カチカチとキーを叩きこむコウを
俺はボーッとしながら見ていた。

コウは文字を打ち込み、

「では解説します」

と言い、エンターキーを叩いた

またもや画面は

【まゆみの部屋】

⏰:07/04/07 17:14 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#585 []
「志乃くん」

「…………」

「大丈夫ですか?」

「……もう見たくない」

コウは一瞬俺を横目で見、
パソコンの画面に目を戻した。

「いえ見て下さい」

コウは前に俺とコウの血まみれの写真が載っていたアルバム集をクリックした。

⏰:07/04/07 20:54 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


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