きみを送る
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#657 []
…貸し出し?

「あぁ、忘れてました。この別荘は僕が来れない間、貸し出してたんでした」

は!?
つまり…

「ええー!?ここ、コウの別荘やったん!?」

「はい。ご利用ありがとうございます。僕達も今日はここに泊まりますので、ご一緒ですね」

やっぱりーー!!!

⏰:07/04/11 02:45 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#658 []
「このちゃん、誰と話して………」

俺がうなだれている時、
別荘の玄関が開き、
女の子がでてきた。

「あっ…柏木先輩…」

「ゆうみちゃん!?」

玄関からでてきたのは
以前食堂で会ったゆうみちゃんだった。

「あれ?柏木、ゆうみと知り合い〜?」

⏰:07/04/11 02:47 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#659 []
「……このはさんは?」

「あたしとゆうみはイトコやね〜ん!!」

イトコ…?
イトコ同士!?

「ほう…あなた以前僕のことを変わり者と言った方ですね」

コウはゆうみちゃんをギロリと睨みながら言った。

睨むなよ…。

⏰:07/04/11 02:50 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#660 []
「とりあえず中に入りましょうか」

コウの言葉で、俺達は別荘の中に入った。

「コウ?どしたん?」

玄関を上がった時
コウはふと足を止め、外に目を向け眉間にしわを寄せた。

「コウ?」

「いえ何でもありません」

さぁ入りましょう、と言ってコウはガチャンと玄関のカギをしめた。

⏰:07/04/11 02:54 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#661 []
 
「へ〜なんやコテージみたいやなぁ」

別荘の中は結構広く、
部屋もいくつかあった。

コテージみたい、と俺は思った。

「そうですか、志乃くん気にいりましたか?」

「まぁな…」

一緒におるのが…

「こんな別荘持ってるなんてコウってボンボン!?」

こいつじゃなかったらな…

⏰:07/04/11 03:04 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#662 []
このはは目を輝かせながら次々に部屋を開け、物色している。

こいつ気取ってそうと思ったけど案外……
なんつーか……

「柏木一緒の部屋で寝る〜?キャハハ!!」

うざいかも…。

「ではゆうみさんは僕と一緒の部屋にしましょうか」

引いてる引いてる!!
コウくん、ゆうみちゃん引いてるから。

⏰:07/04/11 03:07 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#663 []
「冗談ですよ。顔赤いですね何想像してるんですか」

お前なー……

「心配しなくても僕は志乃くんと同じ部屋ですから」

は!?

「俺とお前が…?」

「はい一緒の部屋です」

「部屋あまってるやん!」

「淋しい事言わないで下さいよ」

いやいや淋しいとか関係ないから!!

⏰:07/04/11 03:10 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#664 []
「俺は一人がいい」

「だめです」

「部屋まだあるやんけ」

「淋しいです」

「俺は淋しくない」

「僕は淋しいです」

「俺は」
「僕は淋しいといってるんです」

俺は迷惑じゃ!!!

⏰:07/04/11 03:12 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#665 []
「部屋割りは、僕と志乃くん、このはさんとゆうみさんでよろしいですね」

「よろしいで〜す!!」

「はい…大丈夫です」

「俺は嫌や」

「…志乃くんわがまま言わないで下さい」

「コウと同じくらいなら俺は廊下で寝る」

「では志乃くんは廊下で」

なにーー!?
普通別々にするやろ!!

⏰:07/04/11 03:15 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#666 []
俺はしぶしぶコウと同じ部屋に荷物を置いた。

コウは椅子に座り、窓を少し開け煙草に火をつけた。

「志乃くん少し黙って聞いてくれますか」

いつ俺がしゃべりましたか!?

「なに」

「志乃くん気付いてますか?」

「なにに」

⏰:07/04/11 03:17 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


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