きみを送る
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#77 []
「お前…驚かへんのか?」

「驚いてます」

うそつけ!!

「ですが、興味深い」

…目が……

コウの目が輝いている!!
まぶしいっ!!

「なぜ殺してと、言ったのですか?」

⏰:07/03/29 18:06 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#78 []
「…………」

「まみさん?」

まみは少し顔を緩ませ
コウをチラリと見た。

「まみさん」

「あたし、好きなひとがいたの」

「………」

コウは目を丸くし、まみを見た。

それがどうした?とでも言いそうな表情だ。

「それがどうかしましたか?」

当たったーー!!

⏰:07/03/29 18:09 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#79 []
「コウは、付き合った事ないの?」

まみが微笑みながら言う。

ないない!
ねーよ
絶対ねーから!

俺はニヤリと笑いコウを見る。

「ありますけど?」

あるんかーー!!

⏰:07/03/29 18:12 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#80 []
俺はポカンと口をあけ、
目をまんまるにしてコウを見る。

「顔、しまりないですよ」

「だっ…だってお前…」

「なんですか?」

「絶対うそや!お前なんかと付き合えるやつおらんやろ!!」

「失礼ですね。僕も人並みに恋愛はしますから」

れ…恋愛……?
恋愛するのか…こいつが?

⏰:07/03/29 18:14 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#81 []
「僕の話しはいいでしょう?それよりまみさん、話しを戻しますが…」

コウはショックで放心状態の俺を横目で見、

「志乃くん、あなたは本当に失礼な人ですね」

と言った。

うそだ…うそだ…
ハッタリに決まっている。
俺はショックから逃れる為にこいつを
《嘘つきハッタリ君》と名付けた。

⏰:07/03/29 18:19 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#82 []
「まみさん、教えてください」

「…………」

「まみさん」

「…付き合った事があるなら、わかるでしょ?」

「?」

「恋人を独占したいって気持ち」

「いえ…理解しかねます」

絶対ハッタリ

「ハッタリくん。付き合ったことないやろ」

「…なんですかハッタリくんて」

「お前の名前」

⏰:07/03/29 19:48 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#83 []
「僕の名前はコウです」

「お前はこれから嘘つきハッタリ君や」

「…なんですかそのださいニックネームは。志乃くんセンスを疑います」

こいつ…殴っても許されん

まみはフッと笑い、

「彼氏がいるのに、他の人を好きになったあたしがだめなんだよ」

と言った。

⏰:07/03/29 19:51 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#84 []
「つまり…浮気したと…」

「違う」

「では何です?」

「浮気ちゃうやろ〜!まみは好きなやつができたから別れてほしいってゆーただけやん」

たまらず俺はコウに言った

「志乃くん…」

ギロリと睨んだように
俺を見るコウ

なんだよ…
びびらねーぞ俺は……

⏰:07/03/29 19:53 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#85 []
「先程あなた、男に殺害された、としか知らないと言いましたよね?」

「だから?」

「嘘つきハッタリ君はあなたです」


…むかつくー!!
俺の考えたネーミングを
いとも簡単に使いやがった

⏰:07/03/29 19:55 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#86 []
「そんなん言う必要…」
「あります。」

俺の言い分をあっさり遮り、コウはたばこを取り出した。

「たばこ吸うんか!?」

「…いけませんか?」

こいつがり勉のくせに…
悪びれもなくちゃっかり犯罪を犯している。

俺の思考をよそに
コウはたばこに火をつけた

⏰:07/03/29 19:58 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


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