きみを送る
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#834 [
]
幸子との電話を切った途端このはが口を開いた。
「彼女から?」
「そーやけど」
「…どんな子なん?」
「なにが」
「志乃の彼女」
「かわいい〜子」
「絶対うそやん!」
はい!?
うそやん…の前に絶対をつける必要あるんかい!?
:07/04/20 02:28
:SH901iS
:☆☆☆
#835 [
]
「まじでかわいいから」
「あたしより〜?」
「もちろん」
くらべもんにならんわ!
「絶対うそやわ〜」
このははケラケラ笑いながら言った。
絶対ほんまやから!!
:07/04/20 02:34
:SH901iS
:☆☆☆
#836 [
]
「もう俺戻るで」
「どこに?」
「部屋に」
「え?ここで寝るんちゃうの?」
「誰と」
「あたしと!!」
「…誰が」
「志乃が!!」
絶対に…
「嫌じゃ」
:07/04/20 02:35
:SH901iS
:☆☆☆
#837 [
]
俺は部屋を出ようとドアノブに手をかけた。
《ガチャ!》
「おわっ!!」
「ああ、すみません」
「コウどしたん?」
俺がドアを開く前にコウがドアを開いた。
「このはさんに謝りにきました」
「え…あたしに?」
:07/04/20 02:38
:SH901iS
:☆☆☆
#838 [
]
「はい。先程はすみませんでした」
「…なにが…?」
「急にキスしてしまってすみません」
このはは顔を真っ赤にした
「……あ……別に……」
「忘れて下さい」
「え?」
「忘れて下さい」
:07/04/20 02:40
:SH901iS
:☆☆☆
#839 [
]
「なにを…?」
「キスした事を」
このはは困惑な表情でコウを見た。
「弾みですから」
「は…弾み!?って…?」
「先程このはさん、あなたに霊がついていました」
コウは簡単にストーカー霊の話を説明した。
「ですから煽るためにしただけですので忘れて下さい、犬に噛まれたとでも思っ…このはさん?」
:07/04/20 02:43
:SH901iS
:☆☆☆
#840 [
]
コウの話を聞きながら
このはは俯いて泣き出してしまった。
「このはさんどうされました?」
「………んな」
「すみません聞こえませんでした」
「ふざけんな!!」
このははコウに向かって拳をふりかざした。
修羅場!?
:07/04/20 02:46
:SH901iS
:☆☆☆
#841 [
]
「あたしのファーストキス返せや!!」
………?
「今なんと」
「ファーストキスやったのに!!」
ファーストキス…?
初めての…キスゥゥ!?
「初めてだったんですか」
「当たり前やん!!あたしはほんまに好きになった人の為にファーストキスはとっといてんで!!」
このはは泣きながらコウの胸板を叩き続けた。
:07/04/20 02:49
:SH901iS
:☆☆☆
#842 [
]
「それは…すみませんでした」
コウは本当に申し訳なさそうにこのはに謝った。
「…………」
このはは何も答えず、ただ泣きながらコウの胸板を叩いている。
「このはさん痛いです」
「……………」
「痛いです」
「……………」
:07/04/20 02:50
:SH901iS
:☆☆☆
#843 [
]
「しょうがないですね」
コウはこのはの両腕をガシッと掴んだ。
このははビクッとし、
顔を上げてコウを見た。
「では好きになって下さい」
………はい?
このははキョトンとしてコウを見ている。
「え…?今……」
「好きになって下さい、と言いました」
:07/04/20 02:53
:SH901iS
:☆☆☆
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