きみを送る
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#90 []
な…
恵司……?

「まみさんは学校で田中君をずっと見ていました。気付きませんでしたか?」

確かに見てた…気がする…けど……

あの恵司が?

まみと知り合いなのか?

「恵司…が……?」

まみはバツが悪そうな顔をして黙っている。

⏰:07/03/29 20:09 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#91 []
「まみさん、違いますか」

コウはたばこを窓の外に投げ、まみに近付いた。

ポイ捨て禁止やから!!

まみは俯いたまま
口を開かない。

「まぁ、いいでしょう。今日はこの辺で失礼します」

コウはカバンを手に取り、ドアノブに手をかけた。

「またお邪魔します。では明日学校で」

…またくるのかー!!

⏰:07/03/29 20:12 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#92 []
コウが帰ったあと
俺とまみはだんまりだった

さきは心配そうにチラチラ見ていたが、
俺もまみも顔を上げなかった。

りえは一向に戻ってくる気配はなかった。

「まみ…」

空気がたえれず
俺は口を開いた

⏰:07/03/29 20:29 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#93 []
「さっきの話しやけど…」

一瞬まみは身体をビクッと動かした。

「恵司と…知り合いなのか?」

まみは俯いたまま、
顔を横にふった。

「知り合いじゃない…」

だよな。
大体まみは関西弁ではない

関西に住んでいる恵司と知り合いのわけがない。

⏰:07/03/29 20:31 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#94 []
「はぁ〜コウのデタラメか〜あいつ、明日しばいてやる!」

半分以上が本音である。

俺は空手をしていると言ったあいつをギャフンと言わせるべく、パンチの素振りをした。

その時俺の携帯が鳴った。

《着信 幸子

⏰:07/03/29 20:34 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#95 []
マイハニー幸子ですやんっ!!

俺のテンションはマックスにヒートアップした。

「あいよっ!」

「志乃〜?なんで早退してるん?意味わからへん」

あらら?
随分ご立腹なようで…

⏰:07/03/29 21:02 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#96 []
「いや〜俺も早退したくなかってんけどな…コウが」

「コウって?神谷くん?」

「そうそう」

「神谷くんがなに?」

「…帰ろ〜って…」

「なんで?志乃と神谷くん仲良かったっけ?」

「いや…」

「なんで?」

⏰:07/03/29 21:05 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#97 []
「…………」

「今日…あたし家行きたいってゆったやん……」

心なしか幸子は涙声で話した。

かーわーいーいー!!

「今からこいよ」

「えっ?ほんま??」

……言っちゃった……

今まで我慢してたセリフをついに言っちゃった。

「じゃ、今から行くね!」

⏰:07/03/29 21:08 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#98 []
涙声から一転、
幸子の声は明るくなり
電話が切れた。

やべー
やべーよ!!
どうすんだ俺!!

俺はチラリと
まみとさきを見た。

「まみちゃん…?さきちゃん…?」

ニッコリと笑い俺は言った

「彼女くるから、君達どこかに行っててくれへんかなーなんて」

「やだ!!」

⏰:07/03/29 21:11 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#99 []
「どっか行け!!」

「やーだー!!」

「お前らなぁー…」

「志乃くんは、さきのだもん!!」

さきが泣き出した。

う…うざすぎる……

だいたい
お前はもう死んでいる
(北〇の拳)
興味ねーっての!

「1時間でいいから…」

「絶対にいや!」

地獄に落ちろ!!

⏰:07/03/29 21:14 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


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