からっぽの心
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#235 [みぃ]
 


「どうだった?
 うまく話せた?!」


川口先生が不安そうな顔をして尋ねる。

“どうだった?”

・・・なんて聞かれても、
どう答えたらいいのか分かんない。





『・・・来てよかったよ。』

⏰:07/08/26 13:10 📱:SH903i 🆔:0za1Wi56


#236 [みぃ]

あたしの一言で川口先生の顔に笑顔がこぼれる。


「・・・夢芽ぇー!!」


ニタニタしながらあたしを抱きしめる。


『うぜぇー!
 ちょ、離れてよー!』


それでも川口先生は離れてくれようとしない。

⏰:07/08/26 13:34 📱:SH903i 🆔:0za1Wi56


#237 [みぃ]

『ちょ、何ニヤニヤしてんの、きもいッ!!』

「嬉しんだよー!」

『うざぁー!』


でも、悪い気はしない。


あたしにも人を照らす力は残ってる。



まだ、照らし続けられるかな。

⏰:07/08/26 13:36 📱:SH903i 🆔:0za1Wi56


#238 [みぃ]


その日は処方してもらった薬が効いたのか、
気持ちが楽になったのかは分からないけど、
帰ってから泥のように眠った。

目が覚めた時、
外は真っ暗だった。


『――――今・・・
 何時・・・。』


枕元の時計は3時21分を表している。

(あたし・・・14時間以上寝てたんだ。)

⏰:07/08/27 23:27 📱:SH903i 🆔:XUoEPv1I


#239 [みぃ]


眠りすぎて頭が重い。


(こんなに眠れたの、久しぶり・・・。)


そんな事を考えているうちに、
どうやら腹の虫も起きたみたい。


昼と夜食べてないし、
さすがにお腹空いたや。

⏰:07/08/27 23:29 📱:SH903i 🆔:XUoEPv1I


#240 [みぃ]

真っ暗の廊下を音を立てないように忍び足で進んでいく。


もう、とっくに就寝時間過ぎてるし。

宿直の先生も寝てる時間だし。


階段を降りて、食堂へと進む。


『―――・・・あれ?』


食堂・・・明かりついてる。

⏰:07/08/27 23:32 📱:SH903i 🆔:XUoEPv1I


#241 [みぃ]

『こんな時間におじちゃんいる訳ないし・・・。』


恐る恐る近づく。


(消し忘れ・・・?)


ドアの前まで来た時、
明かりが消えた。




・・・と、同時に勢いよくドアが開いた。


『――――うわッッ!!』

⏰:07/08/27 23:36 📱:SH903i 🆔:XUoEPv1I


#242 [みぃ]

突然目の前に現れた人影に驚いて大声が出た。


「―――ちょッ・・・!」


影の主はそう言ってあたしの口を塞ぐ。





―――――何?!


暴れようとするあたしの体を押さえつける。

⏰:07/08/27 23:39 📱:SH903i 🆔:XUoEPv1I


#243 [みぃ]



やだ・・・。




怖い・・・。 怖い!!





「―――――・・・夢芽?」

⏰:07/08/30 14:56 📱:SH903i 🆔:GuaCcmaM


#244 [みぃ]


戸惑いながら発せられたその声は、
聞き覚えのあるものだった。

暗闇に慣れた瞳がその姿をとらえる。





『・・・・・・・・・豊?』

⏰:07/08/30 14:58 📱:SH903i 🆔:GuaCcmaM


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