からっぽの心
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#365 [みぃ]
☆((菜ω摘))☆+゜・゜。・♪サン

ありがとうございます
誰も見てないと思ってたんで嬉しいです

更新します

⏰:07/12/10 10:21 📱:SH903i 🆔:fAon9AqU


#366 [みぃ]


どこかホッとした安堵の表情

それと、

どこか不思議そうな表情


「・・・なんで、そう思うの?」

『何でかな・・・。
 わかんないけど、あたしはそう感じた。』


大原は、納得いかないような嬉しいような、
なんとも言えない顔をしていた。

⏰:07/12/10 10:26 📱:SH903i 🆔:fAon9AqU


#367 [みぃ]

届いて。
あたしのキモチ。


「・・・そうかな。」


小さく呟いたその言葉は、
横を通る車の音に掻き消されてしまいそうだった。


『―――そうだよ!
 妹のあたしが言うんだから間違いないじゃん!!』

⏰:07/12/10 10:31 📱:SH903i 🆔:fAon9AqU


#368 [みぃ]

予想以上の大きな声が、
日の暮れた住宅街に響いた。

大原は少しびっくりした顔をしたけど、
強張っていた表情は緩んだ。


『だからさ・・・。
 ありがとう』

「・・・え?」


ずっと伝えたかった言葉。

⏰:07/12/10 10:37 📱:SH903i 🆔:fAon9AqU


#369 [みぃ]

『お姉ちゃんを好きになってくれて・・・
 愛してくれて・・・
 ありがとう。

 大志くんがお姉ちゃんの彼氏でよかった。』




同情でも
いたわりでもなくて

偽りのない


真実(ほんとう)の気持ち。

⏰:07/12/16 00:45 📱:SH903i 🆔:c6k9jGDY


#370 [みぃ]


きっと ずっと伝えたかった。


お姉ちゃんから大志くんを紹介してもらった時に、
言おうと決めていた言葉。


遺影の中で屈託なく笑うお姉ちゃんは
大志くんに会わなければ

いないから。

⏰:07/12/16 00:49 📱:SH903i 🆔:c6k9jGDY


#371 [みぃ]

大志くんの瞳からは、
止まる気配のない大粒の涙が溢れている。


一粒
一粒

意味を持って。


何も言わないかわりに
大志くんの気持ちが重力に逆らうことなく

こぼれていく。

⏰:07/12/16 00:51 📱:SH903i 🆔:c6k9jGDY


#372 [みぃ]


あたしは少し乱れた呼吸を整えながら、
その様子をボーっと見ていた。


『ありがとう・・・。
 ・・・夢芽ちゃん。』


大志くんの言葉があたしのからっぽだった心に突き刺さる。


胸のつっかえがスーッと音を立てて消えていくのが聞こえた気がした。

⏰:07/12/16 00:55 📱:SH903i 🆔:c6k9jGDY


#373 [みぃ]

あたしの体中の悪いものが一瞬にして浄化したような開放感。

至福に包まれているようなフワフワした感覚。


本当は ずっと

こんな風に


人と向き合いたかったの。


【アタシ】
を認めて欲しかったの。

⏰:07/12/16 00:59 📱:SH903i 🆔:c6k9jGDY


#374 [みぃ]



――――――――――――



「おかえり。」


大志くんと別れて施設の門をくぐろうとしたあたしの足は、
その声で動くことを止めた。

⏰:07/12/21 19:36 📱:SH903i 🆔:4ZPSdW3c


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