からっぽの心
最新 最初 🆕
#346 [みぃ]

バカな妹でごめん。

お姉ちゃんの大切な人を傷つけちゃうような、
どうしようもない妹だよ。

人、見る目ないよね。


これからは2人でお姉ちゃんのこと守るから。

お姉ちゃんは何も気にせず笑っててね。

大好きだよ、お姉ちゃん。

ありがとう。

⏰:07/11/16 19:42 📱:SH903i 🆔:XuQuAMgc


#347 [みぃ]




――――---・・・


「結局、全部授業サボっちったね。」


帰り道の歩道を歩きながら大原は笑う。


『・・・お姉ちゃんが知ったら怒るよね、きっと。』

「はっ!!
 間違いねぇな。
 絶対殴るよ、あいつ。」


そう言って笑う。

⏰:07/11/16 19:46 📱:SH903i 🆔:XuQuAMgc


#348 [続き出現すみません]


お姉ちゃんの話で笑えるのなんて、いつぶりだろう。

でも、前ほど苦しくないや。



まだ10分も歩いてないけど、気付いたことが一つ。

大原は絶対に車道側を歩くこと。

⏰:07/11/16 19:49 📱:SH903i 🆔:XuQuAMgc


#349 [みぃ]

でもたぶんそれは、
普通の男の人がするような気遣いじゃなくて、

彼の中でトラウマになってるんだと思う。


あの日、もしかしたら車道側を歩けてなかったのかな・・・。


また泣かしたら悪いから聞かないけど。

笑ってないとお姉ちゃんに怒られそうだし。

⏰:07/11/16 19:53 📱:SH903i 🆔:XuQuAMgc


#350 [みぃ]

『大志くんはさ・・・
 お姉ちゃんのこと、今でも好き・・・?』


唐突なあたしの質問に、
大原は目を丸くしてあたしを見る。


「好きだよ。
 ずっと。」


迷いのない返事。

でも、引っ掛かってることがまだ一つあるの。

⏰:07/11/26 23:32 📱:SH903i 🆔:Q1VToTac


#351 [みぃ]

『じゃあ・・・
 あの由美って人は?』

「――へっ?由美?!」


予想外の名前だったらしく、大原の表情が驚いていることを表している。


『彼女じゃないの?』


明らかに他人って雰囲気じゃなかった。

固唾を飲んで大原の返答を待つ。

⏰:07/11/26 23:40 📱:SH903i 🆔:Q1VToTac


#352 [みぃ]

「――え?
 ・・・あ!はは!
 違う違う!
 幼なじみだよ。
 ごめんな、あいつ変に正義感強いから。」

『・・・ふぅん。』


そっか。
由美の気持ちに気付いてないんだ。


それはそれで・・・
なんだかなぁ、って感じ。

⏰:07/11/26 23:44 📱:SH903i 🆔:Q1VToTac


#353 [みぃ]

「夢芽ちゃんも、自分の気持ちに素直になんないとダメだよ。」

『―――え?』

「後悔してることあるなら動かなきゃ。」


―――何の話?


「豊くん。
 心配してたよ。
 夢芽ちゃんのこと。」

⏰:07/11/26 23:46 📱:SH903i 🆔:Q1VToTac


#354 [みぃ]



―――――豊?




『――え?
 なん・・・豊??』


訳わかんない。

何で大志くんが豊のこと知ってんの?


「一昨日、会いにきたんだよ、豊くん。」

⏰:07/11/26 23:49 📱:SH903i 🆔:Q1VToTac


#355 [みぃ]

『―――へ・・・?
 おととい・・・?』


会話を中断して、
脳内の記憶を必死に辿っていった時、

豊のメールがぼんやりと浮かんだ。




あ・・・。

あたしが保健室に行って、
豊が先に帰った日だ。

⏰:07/12/04 11:44 📱:SH903i 🆔:qZ.4GDMM


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194