からっぽの心
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#96 [
みぃ
]
『――何それ。
あたしの事、疑ってんの?』
負けじと、豊の目を見つめる。
「い・・・や。
そーゆー訳じゃねーけど・・・。」
『疑ってんじゃん。
・・・別にいーけど。』
「わりぃ。気にすんな。」
簡単。
頭使えよ、豊。
少し考えたら分かる事じゃん。
:07/04/18 00:01
:SH903i
:JX3aC7wM
#97 [
みぃ
]
バスを下り、校門をくぐる。
最初の頃は豊と並んで歩くのが嫌だったけど、
こいつは言っても聞きやしない。
クラスの子はあたしが施設の子だって知ってるから、
少なからず距離を置いてる。
つまり、クラスで浮いてます。
:07/04/18 00:05
:SH903i
:JX3aC7wM
#98 [
みぃ
]
元から誰かと深く関わるつもりなんて無いから、
さほど困らないけど。
人を外見とか体裁で判断する奴なんて、
こったから願い下げだし。
まぁ、あたしの冷めた態度も原因の一つだと思うけど・・・。
みんな上辺目的なのは分かってるし。
ただ一人を除いては。
:07/04/18 00:09
:SH903i
:JX3aC7wM
#99 [
みぃ
]
「夢芽ぇ!おはよーッ!」
遥はそう言って、
あたしの腕に自分の腕を絡ませてくる。
『・・・おはよ。』
「あッ!
豊くん、おはよぉ!」
「おはよ。
じゃあ、夢芽のことよろしく。」
「了ー解♪
また帰りにねー!」
あたしは子どもか。
:07/04/18 00:12
:SH903i
:JX3aC7wM
#100 [
みぃ
]
豊は毎日こうやって、
あたしがクラスに着くのを見届けて、
自分のクラスへ行く。
どんだけ過保護なの。
「夢芽ー!!」
遥は更に体を密着させて、
上目使いであたしを見る。
こいつ、レズなんじゃないの?
:07/04/21 13:50
:SH903i
:GFRZf3G.
#101 [
みぃ
]
『何?』
豊と別れたと思ったら、
次は遥か。
一日中テンションの高い奴にまとわり付かれて、疲れる。
「豊くんッてぇー、
絶対夢芽のこと好きだよねッッ!」
『はぁ?』
遥の手をさりげなく解いて遥を見る。
:07/04/21 13:53
:SH903i
:GFRZf3G.
#102 [
みぃ
]
「だって、毎日お見送りとお迎え♪」
『そんなんじゃないし。』
そんなんじゃない。
豊は家族。
ちょっと(いや、かなり)うるさいけど、大切な家族。
もう、誰一人欠けて欲しくない。
もう、あんな思いするのは嫌だよ・・・。
:07/04/21 13:57
:SH903i
:GFRZf3G.
#103 [
みぃ
]
――――――――――――
昼休みを告げるチャイムが鳴る。
みんなご飯を買いに食堂へ行ったり、
他のクラスへ食べに行ったりして、
教室の机は半分以上空席になった。
頭が重い。
どうしよう・・・。
今日はいつもより一段と頭痛がひどいや。
:07/04/21 14:00
:SH903i
:GFRZf3G.
#104 [
みぃ
]
「夢芽ぇーお昼行こー!」
『――ごめん、
一人で行って。』
「えッ!どしたの?」
頭を抱えるあたしを見て、
遥が目を丸くする。
『あたま・・・痛い。』
話し声すら頭に響く。
:07/04/21 14:03
:SH903i
:GFRZf3G.
#105 [我輩は匿名である]
おもしろい

:07/04/21 18:08
:SH702iD
:t9VNk/ZU
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