恋愛喫茶店
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#336 [向日葵]
しばらくそこで立ち止まって涙が治まるまで真辺君は待ってくれた。
音子「ズビッ!ゴメン。……もぅ大丈夫だから。」
新市「そう?…じゃあ帰ろっか。」
と言ってふんわり私の手を握った。
あの合コンの時とは違う気持ちで私は握られていた。
太智と比べていた自分が情けない。
全然違うじゃない…。
:07/04/29 20:49
:SO903i
:BF66sgT.
#337 [向日葵]
天国にいる幼なじみさん。
私は、真辺 新市君を、好きになってもいいですか……?
―――……
今日は日曜日。
バイトも今日はお休み。
久々に良く寝て、携帯の時計を見れば12時を指していた。
少し目が腫れぼったいのはきっと昨日いっぱい泣いたからだろう。
:07/04/29 20:56
:SO903i
:BF66sgT.
#338 [向日葵]
:07/04/29 20:57
:SO903i
:BF66sgT.
#339 [向日葵]
とりあえず階段を降りる。
カチャ
音子「おかぁーさぁーん。なんか食べ物」
「音子ぇっ!!」
擦っていた目を開いて手をどける。
『え?今の声……』
そこにいたのは紛れもなく太智。
そして奥さんだった。
音子「た、た……ち……!」
:07/04/29 22:56
:SO903i
:BF66sgT.
#340 [向日葵]
母「アンタ何時と思ってるのー?!せっかく太智君と彩音ちゃんが来てるのにー。」
奥さん彩音って言うんだ……。
奥さん「こんにちわ。」
鈴のような声でにこやかに挨拶した奥さん。
一方私は寝起きでしゃがれた声。髪ははねまくり。パジャマ。しかも目は腫れている。
カアァァァ……ッ!!!!
私は恥ずかしくなって挨拶をくれた奥さんに挨拶を返さず自分の部屋に戻った。
『なんで?なんでいるのよっ!!アンタの家はここじゃないじゃない!!』
:07/04/30 00:15
:SO903i
:cSgoZygA
#341 [向日葵]
一刻も早くここから出たい!そう思い私はサッと着替えてまた階段を降りた。
靴を履いてる時、太智が居間から顔を出して話しかけてきた。
太智「あれ?音子。どこ行くの?」
音子「バイト!!」
バンッ!!
私は力任せにドアを閉め、全速力で家から遠ざかった。
マスターのトコに行こう。迷惑かもしれないけどあの家にいるよりはずっと落ち着いていられる!!
:07/04/30 00:21
:SO903i
:cSgoZygA
#342 [向日葵]
日射しが熱いせいで額にじわっと汗をかいた。
それでも足の速度を緩めない。
何がなんでも家からの距離を離したかった。
「―――……ん?」
曲がり角で誰かに呼ばれた。少しずつ速度を落として左を見ると
新市「どうしたの?そんなに急いで。」
音子「ハァハァ…ま……まな……く…ハァハァ……ハァハァ。」
息切れしてるせいで、名前呼ぶのも一苦労だ。
新市「大丈夫?深呼吸深呼吸!!」
言われた通り、私は大きく息を吸って吐いてした。
:07/04/30 00:33
:SO903i
:cSgoZygA
#343 [向日葵]
音子「ハァ……真辺君こそ……ハァどうしたっの……?」
胸に手を当てて心拍が上がっているのを確認しながら息を整える。
新市「喫茶店行こうと思って。あそこ涼しいから勉強捗るし。」
音子「スー…ハー……。私も行くトコなの。一緒に行かない?」
真辺君はニコッと笑ってうなずいた。
それだけでさっきまでの嫌な気分は吹っ飛んでいった。
…………ハズだった。
:07/04/30 00:38
:SO903i
:cSgoZygA
#344 [向日葵]
太智「ね―――ねぇ――――!!!!」
向こうからなんと太智が一人で走って来た。
『!!!!!』
音子「ま、真辺君行こっ!!」
無理矢理真辺君の背中をぐいぐい押して先に進ませようとするが、真辺君は私が呼ばれてることが気になって前に進んでくれない。
新市「いやでも……。」
音子「いぃぃぃからぁぁぁぁぁぁ!!!!」
しかしそうしてる間に太智は追いついてしまった。
:07/04/30 00:42
:SO903i
:cSgoZygA
#345 [向日葵]
太智「ちょ、おま…ハァハァ!!何怒ってんのっ?!」
音子「怒ってないわよ!バイト遅れちゃ困るから早く行くの!!行こう真辺君。」
太智「え?何?彼氏?」
―――ドクン……
音子「ち、違」
太智「嘘つけよー。えーっと真辺君?ウチのじゃじゃ馬よろしくねーホント手がつけられない子で。」
パシー……ン
私は太智に平手をかました。
:07/04/30 00:48
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