恋愛喫茶店
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#37 [向日葵]
ここまでせっかく隠し通したのに、知られる訳にはいかない……。
留衣「ま、街並みを目に焼き付けておこうと思って!ホラ、ここら辺地元より都会じゃない?!」
栄「好きな人でも出来た?」
唐突なその質問に私は固まった。
好きな人……?
私の好きな人…。私は……
しばらくすると私の頭からプスプスと煙が出てきた。
:07/04/15 20:54
:SO903i
:xam6cI0Q
#38 [向日葵]
栄「わぁわぁ!!ゴメン!!混乱さしてゴメン!!」
そして顔の温度上昇。
カアァァァァァッ
『そんなっ私っ……』
睦月君のこと……
結局市内観光中、睦月君と会うことはなかった。
―――……
ホテルに帰って、もうすぐ寝るって言う時私は飲み物を買いに売店に行った。
何人か売店でお菓子などを買いに来ていた。
:07/04/15 20:59
:SO903i
:xam6cI0Q
#39 [向日葵]
ミネラルウォーターを買って帰っていると、庭っぽいところに出る所があった。
何気なく外に出てみる。
夏独特の匂いがした。
「何してんの?」
留衣「へ?」
横を見ると小さい池の近くに睦月君がいた。
留衣「あっ。睦月君!睦月君こそ何してたの?」
睦月「明日でいよいよ最後だなぁって……。」
:07/04/15 21:15
:SO903i
:xam6cI0Q
#40 [向日葵]
あぁ、修学旅行最終日かぁ……。
留衣「早かったねー。よいしょ。」
睦月君の隣まで行き、私は座った。
留衣「楽しかったぁ!」
睦月「ウン俺も。」
その横顔を見ていて、昼間の栄ちゃんの言葉を思い出した。
すると睦月君はこちらを見た。
ドキッ
留衣「そっそろそろ中に入ろっか!!」
:07/04/15 21:49
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:xam6cI0Q
#41 [向日葵]
勢いよく立ったせいで足をくじいてしまった。
留衣「危ない!」
睦月君は転びそうになる私を抱きとめた。
ドキ……
そう思ったのも束の間……
バシャァァァァァァン……
睦月君も支えきれず池に落下。
幸い池の水はキレイだったし、魚とかの生き物もいなかった。
:07/04/15 22:03
:SO903i
:xam6cI0Q
#42 [向日葵]
睦月「ぷはっ!大丈夫?!」
留衣「ゴホゴホッ!だっじょっ…ぶっ」
すると睦月君は顔にくっついてる髪の毛を取ってくれた。
彼の指が私の頬に触れる。彼の手は夏なのに驚くほど冷たかった。
だけど私はドキドキした。
留衣「好き……。」
とっさに出た言葉だった。
:07/04/15 22:13
:SO903i
:xam6cI0Q
#43 [向日葵]
私は自分でもびっくりした。だって今、しかもこんな状態で言うなんて。
留衣「あ、あの!違うの!!いや、違うことはないんだけどその……っ!」
わたわたしていると、彼の冷たい手が私の顔を包んだ……と思うと。
留衣「……っ」
睦月君の唇が、私の唇に触れた。
しばらくして離れると、先に睦月君は池からあがって私に手を差し伸ばしてくれた。
私はつかまり、ようやく池から出た。
:07/04/15 22:23
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:xam6cI0Q
#44 [向日葵]
:07/04/15 22:24
:SO903i
:xam6cI0Q
#45 [向日葵]
栄「留衣?!ちょ、アンタなんでびしょ濡れなんだよー!」
留衣「池に落ちた…。シャワー浴びてくる……。」
栄「え?ちょっと留衣!!」
バタン
私はドアにもたれてズルズルと崩れた。
まだドキドキしてる。
初めてのキスは池の中。
もっとロマンチックなシチュエーションを考えていたけど……。
:07/04/16 20:56
:SO903i
:nxf9zRwU
#46 [向日葵]
『充分だよ……。』
今日は眠れないかもしれない……。
―――……
留衣「はくしょん!」
栄「やだアンタ風邪ひいた?」
留衣「大丈夫。くしゃみしただけだから!」
今日は最終日。
睦月君ご期待の湖を見に行く日なのです!
:07/04/16 20:59
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