恋愛喫茶店
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#51 [向日葵]
私は頭が真っ白になった。
え?だって誰って……
私は睦月君の方を見た。
睦月君は無表情に栄ちゃんを見ていた。
留衣「睦月君……」
栄「留衣聞いて?南睦月は、ついこの間電車事故で死んじゃったじゃない!!」
栄ちゃんは私の肩を持って体を揺する。
その瞬間色々なことのつじつまが合ってきた。
:07/04/16 21:46
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#52 [向日葵]
睦月君と会うのは人が居ない時で、しかも睦月君は自分とのことは内緒だと言った。
しかも睦月君が友達と一緒にいるとこだって見たこと無い。
そして何故か、例の湖のことを詳しかった。
栄「だから南がここにいるのはおかしいのよ?!アンタは、誰と話しているの?!」
留衣「だっ……て……」
ここにホラ……いるじゃ……
:07/04/16 21:50
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#53 [向日葵]
すると睦月君は悲しそうな顔をして笑った。
睦月「あぁあ…バレちゃったね……。」
すると睦月君はスゥッと消えてしまった。
留衣「やだ!!睦月君!!」
私は走った。後ろで栄ちゃんが叫んでいたけど、それより睦月君を追い掛けた。
湖にいると私は直感した。
立ち入り禁止の立て札なんか無視して、私は湖のほとりにたった。
:07/04/16 21:53
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#54 [向日葵]
留衣「やだっ!睦月君!!どこに行っちゃったの?!」
泣き崩れると、なんだか気配がするので顔をあげると睦月君が宙に浮いていた。
睦月「留衣。ありがとう。俺、留衣がずっと好きだった。階段の、あの時から頑張り屋の留衣が大好きだったよ。」
私は涙を流して睦月君を見ることしか出来ず、手が届きそうなので服を掴もうとすると、空を掻いた。
:07/04/16 22:00
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#55 [向日葵]
留衣「なん……で……やだ!!行かないでぇっ!!」
チリン
鈴の音がなった。
気付くと睦月君はあのお守りを持っていた。それには鈴がついていたのだ。
睦月「お揃い!」
するとさっきよりも睦月君は薄くなっていく。
留衣「! っ嫌!!私睦月君が大好きなの!!離れちゃやだ!!」
すると睦月君は空けた体で私を抱き締めた。
:07/04/16 22:04
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#56 [向日葵]
昨日みたいな温かみはもうないし、向こうが見える。
あぁ……ホントにもう、ここにはいないのね。
昨日手が冷たかったのは、死んでるからだったのね。
睦月「いつも、留衣の幸せを祈ってる。だから、俺の分まで生きてね……。」
その言葉を最後に睦月君は天へと旅立って行った。
:07/04/16 22:07
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#57 [向日葵]
留衣「――――っ!!」
私はしゃがみこんでほとりの草を掴んで、声を押し殺し泣いた。
――――……
あれから数年。
私はまたこの地を訪れた。
まったく変わらない景色。そして、あのコーナーに足を運ぶ。
留衣「……書けた…。」
チャプン
:07/04/16 22:09
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#58 [向日葵]
「貴方は、天国で幸せに暮らしてますか?」
そしてやがて紙は溶けていった。
ずっとずっと、忘れないよ。
大好きな私の初恋の人……。
:07/04/16 22:11
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#59 [向日葵]
:07/04/16 22:13
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#60 [向日葵]
【空へ手紙】>>2-59
:07/04/16 23:06
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