恋愛喫茶店
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#12 [向日葵]
そこに立っていたのは女の子と間違うほどの美少年だった。
加えていたお菓子を口からポロッと落としてしまった。
留衣「ぇ……あの……」
?「お話しない?」
留衣「あっ!ウンいいよ!!」
私は栄ちゃんが座っていた方に詰めて男の子を座らせた。
留衣「えっとー何君?」
?「南 睦月!」
留衣「睦月君。私は」
睦月「知ってるよ。」
「留衣だよ」と言おうとしたら遮られてしまった。
:07/04/15 00:33
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:xam6cI0Q
#13 [向日葵]
留衣「え?知ってるって…。」
『もしかしてずっと好きだったって言う展開ー?!?!』
睦月「ドジで有名だからねっ」
っと可愛らしい笑顔で言ってくれる隣で私の妄想は儚くも崩れていったのだった…。
留衣「ウン…変人万歳みたいなね……」
:07/04/15 00:36
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#14 [向日葵]
睦月「変人?どこが?」
睦月君はチョコだらけの口をハンカチを取り出して拭いてくれた。
睦月「無邪気でおっちょこちょいってカワイイじゃん。」
留衣「……っ。ありがとう!」
自然と笑みが溢れた。
初めてそんな事言ってもらえた。
睦月「階段の事も本当は痛かったでしょ?」
『え……』
:07/04/15 00:40
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#15 [向日葵]
先生「おぉーい。点呼とるぞー。」
睦月「あ、行かなきゃ。じゃあまたね。」
留衣「えっ?あのちょ、」
するといきなり睦月君の顔が接近した。
睦月「俺と喋ったこと……内緒ね?冷やかされると困るし。」
『わっ……』
今まで女の子みたいな顔しかしなかった睦月君がいきなり男の子の顔になって私はドキドキした。
:07/04/15 00:43
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#16 [向日葵]
睦月君が去ってしばらくしたら栄ちゃんが帰ってきた。
栄「たっだいまー。あれ?めずらしくお菓子あんまり食い散らかしてない。」
留衣「あ、それはーぁ……寝ちゃってて☆」
危ない危ない。
もう少しで約束破るとこだった。
栄「ふーん。何か嬉しいことでもあった?」
ぎくっ!!
留衣「な、なんで?」
:07/04/15 00:47
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#17 [向日葵]
できるだけ平静を装って睦月君とのことをバレないようにした。
栄「んー。なんとなく。ま、アンタはずっと幸せそうだけどねー。」
話が終わって私は胸を撫でおろした。
でも内心では少し浮かれていた。
睦月[カワイイ…]
嬉しかった。初めてカワイイと男の子から言われた。
:07/04/15 00:50
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#18 [向日葵]
:07/04/15 00:51
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#19 [向日葵]
<次の日>
栄「留衣ー!早くしてよー!!朝ごはん早く行かないと席取られるんだからっ」
留衣「ちょ、待ってっ。髪の毛が結べないのっ!」
栄「もー(怒)先行くかんねっ!!」
そう言って栄ちゃんは先に部屋を出て行ってしまった。
仕方なく私も出来るだけ早く髪の毛を結んだ。
カチャ
部屋を出ると辺りはシーンとしていた。みんな早くに朝ごはんに行ったらしい。
:07/04/15 17:13
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#20 [向日葵]
「おはよう。」
留衣「わっ!!ぁ、睦月君。」
睦月「ゴ、ゴメン!驚いた?」
留衣「うぅん!大丈夫!」
睦月君はそれを聞くとホッとしたのかニコッと笑った。
留衣「今日行くとこ楽しみだねー!!縁結びで有名な神社だよ!!」
睦月「へーそうなんだ。俺は最終日の生命の湖が気になるけどなぁ。」
:07/04/15 17:18
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#21 [向日葵]
その湖は成仏出来ない霊が集まって天に昇ると言う言い伝えがあるらしい。
留衣「あー…。あそこってでも立ち入り禁止だから見るしか出来ないでしょ?」
睦月「そこがまたスリルありそうじゃん?!なんか曰くつきなのかなぁとか…例えばそこに踏み入ると一緒に連れて行かれるとか……」
怖い話をするように睦月君が喋るので私はゾーッとした。
もともとこの手は苦手なのだ。
留衣「やぁーだぁー」
聞こえないように耳を叩くようにした。
:07/04/15 17:23
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