恋愛喫茶店
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#371 [向日葵]
:07/04/30 22:06
:SO903i
:cSgoZygA
#372 [向日葵]
ううん。違う。
ホントは逃げてるだけなの……。
昂「ちーずーるっ!」
昂が私の頭の方から昂が満面の笑みで私を覗き込んだ。
私の胸はそれだけで高鳴る。逆光ぐあいが余計にドキドキした。
:07/04/30 22:18
:SO903i
:cSgoZygA
#373 [向日葵]
そういえば……
私は起き上がり昂に向き直る。
千鶴「最近よく屋上に来るね。」
言った瞬間笑顔の昂は固まり、そして暗い陰を落とした。
昂「ケンカ…してばっかでさ……。彼氏の自信無くなってきちゃって……。」
悲しそうな彼が嫌で、そっと彼の腕に触れた。
すると昂は私の手をギュッと握る。
――――ドキッ
:07/05/01 00:37
:SO903i
:3tapwN/A
#374 [向日葵]
千鶴「こ……」
昂「千鶴が……彼女だったら良かった……。」
その言葉を聞いて、私の見ている世界は色を無くした。
「なろうか?」と言いたい。貴方が望むなら。
貴方が私を欲するなら。
……でも
千鶴「そんなの……嘘でも言わないで……。」
本気じゃないんでしょ?
:07/05/01 00:40
:SO903i
:3tapwN/A
#375 [向日葵]
千鶴「そんな言葉やすやすと口にしないでよっ!」
半ベソをかきながら私は叫んでその場を去った。
走る。走る。
周りの景色があっと言う間に変わり、遂に自分の家にまでたどり着いた。
自分の部屋に行って乱暴にドアを閉める。
バター…ン……
ドアにもたれ、ズリズリと座り込み、体育座りをして腕に顔を埋めた。
千鶴「ハァッハァッ…ハァッハァッ…」
:07/05/01 00:47
:SO903i
:3tapwN/A
#376 [向日葵]
悔しい……悔しい……
どうしてもっと早く出会えなかった……?
私ならあんな顔絶対にさせない。
でもあんな顔をするのは…………それだけ彼女が好きだから……。
―――……
翌日。
先生「じゃあ訳をー……。」
1時間目は古典。
私はダルくていつもサボる。
:07/05/01 00:52
:SO903i
:3tapwN/A
#377 [向日葵]
先生「伊村ー…っているわけないかぁ……。」
千鶴「ハイ。」
先生「おぉうっ!いたのか!!」
だけど私はサボらなかった。だってもう屋上には行けない。
なんで?っと聞かれたら少し困る。
だって足が行こうとしてくれないんだもの。
私は訳を終え、椅子に座る。頬杖をついて外を見る。今日は雨だ。どっちにしろ屋上には行けない。
:07/05/01 00:57
:SO903i
:3tapwN/A
#378 [向日葵]
でも雨の日でも階段の一番上にたまって喋っていた。
笑い声が響いたりして、お互いに「シーッ」と言い合う。
シャーペンを握る力が増す。
あぁ。貴方と過ごす50分はとても早いのに、授業ってこんなにも遅くて
つまらないのね……。
―――……
今日は1日が長かった。
先生達には授業出る度に驚かれて、感涙された。
:07/05/01 01:02
:SO903i
:3tapwN/A
#379 [向日葵]
こなみ「千鶴。今日どっか寄ってく?」
千鶴「うーん……。」
上の空で考えながら、私は靴箱を開ける。
すると靴の上に小さな紙が乗っていた。
『何…?コレ。』
カサッ
中の文字を見て驚く。
昂だ。
<屋上に来て欲しい。待ってる。昂>
千鶴「何を言ってるの…?」
:07/05/01 01:07
:SO903i
:3tapwN/A
#380 [向日葵]
外は土砂降り。
しかも今更会うなんて出来ない。
バンッ
こなみの傘を開く音にびくりとする。
こなみ「千鶴ー?行くよー。」
千鶴「…あっ。……ウン
」
紙をクシャッとして近くのゴミ箱に捨てた。
『いいの。私はもう……会わないから……。』
私は傘をさし、こなみと一緒に灰色の空の下を歩いて行った。
:07/05/01 01:12
:SO903i
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