きみを送るA
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#150 [
]
「俺…は………」
「はい」
「コウが…」
「…はい」
「邪魔やっ……た……」
「……はい」
「でもほんまに消えてほしいなんて思わへん!」
「………当たり前です。思っているならば僕が志乃くんを消しますよ」
ほんまにしそう…
:07/05/05 11:21
:SH901iS
:☆☆☆
#151 [
]
「でもさ、なんでりえはお前の義父母を殺したん?その前にりえって死んだんやろ?それにりえは事故やって思ってたんやないの?怨みとかちゃうよな?」
「…恋愛経験の浅い志乃くんにはわからないでしょうが愛情が憎しみに変わる事もあるんですよ。つまり」
「ちょい待てい」
:07/05/05 11:25
:SH901iS
:☆☆☆
#152 [
]
「なんですか」
「恋愛経験の浅い、というくだりは別にいらんのちゃうん」
「図星を当てられて悔しいんですか」
あー悔しいさ!!
「けっ」
「志乃くん話が進みませんのでしばらく黙ってて下さい」
どーもすんませんでした!
「どーぞ話して下さい」
:07/05/05 11:27
:SH901iS
:☆☆☆
#153 [
]
コウの説明したのは
こんな内容だった。
りえが16歳の時
尚人(コウの義父)と出会いりえは一目ぼれをしたが
尚人には妻がいた。
それでも関係ない、と
りえは不倫を選んだ。
17歳になり、りえは妊娠が発覚した。
「りえさん、なぜあなたは流産したのですか」
:07/05/05 16:02
:SH901iS
:☆☆☆
#154 [
]
「…………」
「答えたくないのなら僕が代わりに答えましょうか」
コウは俯くりえを横目で見、腕を組んだ。
「あなたは義父に暴行を受けていた。そうですね?」
「なっ……!!」
暴行!?
「僕の義父はすぐに手をあげますから」
:07/05/05 16:06
:SH901iS
:☆☆☆
#155 [
]
「見て下さい」
ふいにコウはティーシャツをぺろりとめくった。
おーおー
腹筋われてんな〜って…
「それって…」
「プールでは気付かなかったようですね」
コウはフッと笑い、お腹をさすった。
コウの右の脇腹にはたくさんの根性焼の痕があった
「義父にやられました」
:07/05/05 16:09
:SH901iS
:☆☆☆
#156 [
]
「……………」
…虐待…されてた…
って事か?
「僕の話は置いといて、りえさんの妊娠がわかった時義父はあなたに暴行を与えた。それで流産した。間違いありませんね?」
「……………」
りえは黙って涙を流した。
:07/05/05 16:13
:SH901iS
:☆☆☆
#157 [
]
「義父は妊娠の事から、りえさんの事がだんだんと邪魔になってきたんです。ちょうどその頃、義母も妊娠をしました」
「え!?じゃあ、その子供は?」
「…………」
コウは俺に背を向けた。
その後小さな、
本当に小さな声で呟いた
「僕が殺しました」
:07/05/05 16:18
:SH901iS
:☆☆☆
#158 [
]
【第18章 過去】
……今…なんて?
「コウ…?」
俺は震えた声でコウを呼び掛けた。
「弟でした。本当にかわいらしい…」
コウは背を向けながら
親指の爪を噛んだ。
「しかし僕は…弟を憎んで……」
「?」
コウはフッと笑ったような息をもらした。
「ああ、憎んでいたんですね僕は。彼を」
:07/05/05 16:24
:SH901iS
:☆☆☆
#159 [我輩は匿名である]
更新待ってます
:07/05/06 00:14
:SH903i
:ZYObUyyU
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