きみを送るA
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#153 []
コウの説明したのは
こんな内容だった。

りえが16歳の時
尚人(コウの義父)と出会いりえは一目ぼれをしたが
尚人には妻がいた。
それでも関係ない、と
りえは不倫を選んだ。
17歳になり、りえは妊娠が発覚した。

「りえさん、なぜあなたは流産したのですか」

⏰:07/05/05 16:02 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#154 []
「…………」

「答えたくないのなら僕が代わりに答えましょうか」

コウは俯くりえを横目で見、腕を組んだ。

「あなたは義父に暴行を受けていた。そうですね?」

「なっ……!!」

暴行!?

「僕の義父はすぐに手をあげますから」

⏰:07/05/05 16:06 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#155 []
「見て下さい」

ふいにコウはティーシャツをぺろりとめくった。

おーおー
腹筋われてんな〜って…

「それって…」

「プールでは気付かなかったようですね」

コウはフッと笑い、お腹をさすった。

コウの右の脇腹にはたくさんの根性焼の痕があった

「義父にやられました」

⏰:07/05/05 16:09 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#156 []
「……………」

…虐待…されてた…
って事か?

「僕の話は置いといて、りえさんの妊娠がわかった時義父はあなたに暴行を与えた。それで流産した。間違いありませんね?」

「……………」

りえは黙って涙を流した。

⏰:07/05/05 16:13 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#157 []
「義父は妊娠の事から、りえさんの事がだんだんと邪魔になってきたんです。ちょうどその頃、義母も妊娠をしました」

「え!?じゃあ、その子供は?」

「…………」

コウは俺に背を向けた。

その後小さな、
本当に小さな声で呟いた

「僕が殺しました」

⏰:07/05/05 16:18 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#158 []
【第18章 過去】

……今…なんて?

「コウ…?」

俺は震えた声でコウを呼び掛けた。

「弟でした。本当にかわいらしい…」

コウは背を向けながら
親指の爪を噛んだ。

「しかし僕は…弟を憎んで……」

「?」

コウはフッと笑ったような息をもらした。

「ああ、憎んでいたんですね僕は。彼を」

⏰:07/05/05 16:24 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#159 [我輩は匿名である]
更新待ってます

⏰:07/05/06 00:14 📱:SH903i 🆔:ZYObUyyU


#160 []
匿名さん
ありがとうございます

⏰:07/05/06 00:47 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#161 []
「憎んで…?」

「はい。その話はまた…」

「また今度とかはなし。今全部聞かして」

俺の強気な発言に
コウはびっくりしたように振り返り目をまんまるにした。

「俺はコウの事全部知りたい」

⏰:07/05/06 00:48 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#162 []
「…全部…ですか」

「おー、全部」

「…………」

「…………」

「志乃くん…」

「なに」

「僕に惚れたとかはやめて下さいね」

誰が惚れますか!!

「惚れんから聞かして」

⏰:07/05/06 00:50 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


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