きみを送るA
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#161 [
]
「憎んで…?」
「はい。その話はまた…」
「また今度とかはなし。今全部聞かして」
俺の強気な発言に
コウはびっくりしたように振り返り目をまんまるにした。
「俺はコウの事全部知りたい」
:07/05/06 00:48
:SH901iS
:☆☆☆
#162 [
]
「…全部…ですか」
「おー、全部」
「…………」
「…………」
「志乃くん…」
「なに」
「僕に惚れたとかはやめて下さいね」
誰が惚れますか!!
「惚れんから聞かして」
:07/05/06 00:50
:SH901iS
:☆☆☆
#163 [
]
コウは少し俯き、
少し考えてから
わかりました、と話した
「まずりえさんの話を解決してからにしたいのですがいいですか」
「…わかった」
俺の答えにコウはフッと笑みをもらし、りえを見た。
「今からりえさんも知らなかった過去を話します。覚悟はいいかな?」
また笑っていいとも!?
:07/05/06 00:53
:SH901iS
:☆☆☆
#164 [
]
「……………」
「りえさん」
「……………」
「りえさん覚悟は」
「…わかった」
「覚悟はいいかな?」
「……わかった」
「そんな答えでは話せません。覚悟はいいかな?」
「……………………」
りえは長い沈黙のあと、ようやく いいとも と答えた
「では話しましょう」
:07/05/06 00:55
:SH901iS
:☆☆☆
#165 [
]
「義母の妊娠がわかった時義父はとても喜びました。が、喜べないたったひとつの原因は、りえさん。あなたでした」
「…それって」
「はい、志乃くん?」
「喜べへんのは流産したりえに悪い…からか?」
「いえ、違います」
:07/05/06 00:58
:SH901iS
:☆☆☆
#166 [
]
コウはりえを凝視し、
りえは目線をそらした。
「りえさんの存在自体が、これから子を授かる義父にとって邪魔でしかなくなってしまったんです」
「…なんで…?」
「義父が今までりえさんに注いでいた愛情…仮に愛情があったとしたならば、ですが。それが全て我が子に注がれる。つまり」
:07/05/06 01:02
:SH901iS
:☆☆☆
#167 [
]
「りえへの愛情がなくなっ…た……?」
コウは俺を見て頷いた
「その通りです」
その後コウはオレンジジュースを口に含みながら淡々と話し続けた。
長いので略します。
:07/05/06 01:05
:SH901iS
:☆☆☆
#168 [
]
語り手は俺。柏木志乃。
りえに嫌気がさした尚人(コウの義父)は、りえとの連絡を一切とらなくなった。が、りえは尚人を愛していた故、一方的に連絡をしてきたり会いにきたりしていたらしい。
尚人は完璧主義者故、りえとの関わりは一切他人にばれていなかった。
「そこを、義父は利用したんです」
:07/05/06 01:10
:SH901iS
:☆☆☆
#169 [
]
再度語り手。柏木志乃。
尚人は事故に見せ掛け、
りえを殺そうと計画をした。それはもう念密に。
計画殺人よりも事故の方が罪が軽い。だが尚人には事故に見せ掛けなければならないもう一つの理由があった。
「…それは……?」
「義父にも僕達同様……いえ、僕同様に霊が見える能力がありましたから」
:07/05/06 01:17
:SH901iS
:☆☆☆
#170 [
]
「なんで言い直すん?」
「志乃くんより…僕の方が霊能力が高いです。志乃くんには見えなくとも僕に見えている霊は多々ありますから」
コウは目線を窓に向けた
「…何かおるん…?」
「いえ、何も」
ほな意味ありげに窓見るな!!!
:07/05/06 01:19
:SH901iS
:☆☆☆
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