きみを送るA
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#461 []
俺達は空いている席に腰かけた。

「学生がたくさんいますね。たまり場でしょうか」

「マクドでオールとかよくやるわな〜」

俺は頬杖をついて
店内をぐるっと見渡した。

「…あれ?」

⏰:07/05/30 17:28 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#462 []
一人の女性が
小説を片手にコーヒーを飲んでいる。

あの美しい…
あの美しいオーラは!!

「スーパーの店員や!」

俺は目を輝かせた。

コウは俺の目線を追い、美女店員にたどり着いた。

「知り合いですか?」

⏰:07/05/30 17:30 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#463 []
「いや…昨日枝豆買いに行ったスーパーの…」

「スーパー枝豆の店員ですか」

スーパー枝豆!?

「そんな店名やったんか」

そりゃ枝豆豊富やわな

「いえ、言ってみただけですが」

勝手に名付けるな!!

⏰:07/05/30 17:32 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#464 []
「ほう……」

コウは美女店員を上から下まで舐めるように見た。

「美しい方ですね」

「めっちゃ美女やわ〜」

「そうですね」

コウは対して興味なさそうに美女から視線を逸らした

こいつもしや
女の趣味悪いんか?

⏰:07/05/30 17:35 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#465 []
「志乃くん目がハートになってますよ」

「えっ…あ〜ははは」

「何笑ってるんですか。あなたまさかあの方に…」

「ちゃうちゃう!!俺には幸子がおるんやから!」

「……それならいいですけどね…」

そうですとも。
俺には愛しい幸子がおるんやから。

⏰:07/05/30 17:38 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#466 []
「お待たせしました」

俺達の席に
〇〇セットが届いた。

「いっただきま〜す」

俺はハンバーガーに食らいついた。

「……食わんのか?」

コウは黙ったまま
トレイを擬視している。

「……志乃くん…」

⏰:07/05/31 02:14 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#467 []
まさか食えないとか言うんちゃうやろな〜…

「…なに」

「少ないです」

「は?」

「たったこれだけではお腹が膨れません」

えー!?
こいつどんだけ食う気やねん

「僕もう1セット買ってきます」

⏰:07/05/31 02:15 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#468 []
「食うてからにしろ」

「いやです」

「食うてからにしなさい」

「……………」

「黙って早く食べなさい。わかったか?」

俺はコウの親か!!

「……わかりません」

わかってくれ息子よ。

⏰:07/05/31 02:18 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#469 []
「買ってきます!」

コウは千円札を握りしめ
席をたった。

あいつはガキか…。

俺は黙々とハンバーガーを食った。

「あれー!?」

⏰:07/05/31 02:19 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#470 []
「昨日の…」

俺は顔をあげた。

「あっ…」

べっぴん店員さんが俺を見て微笑んでいる。

「おはようございます。昨日はどーもありがとう」

「覚えてたん!?」

「きみ、カッコイイから」

えー!!照れますやん!

⏰:07/05/31 02:21 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


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