きみを送るA
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#251 []
「でも見える…」

「………なぜ…」

俺はその少年から目がそらせなかった。
少年も俺をじっと見ている

「……………?」

俺は窓に手を置き、
身をのりだした。

⏰:07/05/14 01:18 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#252 []
「志乃くん何してるんですか!」

今度はコウが俺の肩を掴んだ。

「死ぬ気ですか」

「いや…違う……」

俺はコウの腕をやんわりと振り払い、再び身を乗り出す。

《…………………》

え?何?何て言ってるんや?

少年は俺に向かい、何かを言いたそうに口を動かした

⏰:07/05/14 01:20 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#253 [我輩は匿名である]
今日はもう書かないの

⏰:07/05/14 01:42 📱:SH903i 🆔:n5jMIq4E


#254 []
《………………》

「何?何て言うてるん?」

《………………で》

「?聞こえへん」

俺は更に身を乗り出した

「志乃くん!!」

コウは俺の腹に腕をまわした。

「志乃くん落ちてしまいますよ!」

俺はあと少しで窓から落ちるところだった。

⏰:07/05/14 02:56 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#255 []
「あ…わりー……」

「いえ…」

「コウ、あの子何か言うてへんか?」

俺は少年に目を向けた。

「…旬が…ですか?僕には何も聞こえませんが」

コウは窓から離れ、ソファーに座り込んだ。

「そうか…俺には……あの子が何かを伝えたそうに見えるんやけど…」

⏰:07/05/14 03:00 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#256 []
「志乃くんを殺そうとしているんですよ、きっと」

コウはソファーの上に両足を立て、親指の爪をガリガリと噛みながら呟いた。

「僕も…いずれは彼に殺されます」

「でも………」

なぜだ?
俺にはこの少年がそんな事をするとは思えない。

⏰:07/05/14 03:02 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#257 []
旬と呼ばれる少年は

コウが時折見せる
少し悲しげに微笑む、
それに似た表情をしている

「…この子…旬君は俺に…何か言いたいんや…」

俺は少し身を乗り出し、
今度は落ちないようにしっかりと窓枠を握った。

⏰:07/05/14 03:07 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#258 []
コウは一瞬ソファーから立ち上がろうとしたが
すぐにやめ、目を伏せた。

「…旬君…」

俺は少年に向かい手を差し延べた。

少年は俺をじいっと見つめすうっと俺に近づいてきた

「何を言いたい?旬君、言ってみ………え?おい、やめ………うわぁぁあ!!」

⏰:07/05/14 03:10 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#259 []
「志乃くん!!」

俺……

「志乃くん!?」

コウ……?

「志乃くんしっかり!!」

コウの声が頭の奥から聞こえる。

「大丈夫ですか!?」

大丈夫…大丈夫やけど…
声がでない…
わりぃ…動けねー…

記憶が薄れる途中、
男の子の声が聞こえた。

「僕の記憶をあげる」

⏰:07/05/14 03:16 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#260 []
【第19章 記憶】

僕の……?

記憶を……あげる……?


目を覚ました俺は
ある一軒家の中にいた。

「ここは…コウの…?」

そこは、コウの家だった。

⏰:07/05/14 03:22 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


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