きみを送るA
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#71 []
「おいコウ」

「本当にタイプです…」

コウは俺を無視し、
テレビにかじりついている

コウがタイプと言った女

俺はテレビを見る。が…

「こいつが?」

俺はコウの趣味を疑った。その女はアイドルには似つかわしくない、むしろ芸人か?といった容姿である

「彼女、僕の天使です」

⏰:07/04/29 03:25 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#72 []
て…て…天使!?

「こいつが!?」

「志乃くんには見えませんか」

「なにが」

「彼女の背には天使の羽がついています」

ついてませんけど。

コウは漫画で例えるならば目がハートになっている、といった表情をした。

「このはさんに連絡して下さい」

⏰:07/04/29 03:29 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#73 []
「は?」

「このはさんに今すぐ連絡して下さい」

「なぜ」

「天使と会いたいです」

「連絡先知らんけど」

「…………」

コウはチッと舌打ちし、
本当に役に立ちませんねと言った。

俺が悪いんかい!!

⏰:07/04/29 03:30 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#74 []
「もういいです…」

諦めるん早っ!!

コウはくるりとパソコンに向き直り、荒らし対決を再開した。

そこへ

「ただいま〜………」

りえが戻ってきた。

「……コウきてたのか」

「久しぶりですね」

⏰:07/04/29 03:33 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#75 []
【第17章 りえ】

りえはコウを見たとたん
顔を歪ませた。

「邪魔したな。あたし出てくわ」

りえは再度窓に向かった。が、

「いえ、少し話がありますのでここにいて下さい」

コウが横目でりえを見ながら言った。

⏰:07/04/29 03:37 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#76 []
「……何の話」

りえはコウをギロリと睨みつけ、コウから離れたところに腰かけた。

「そんなに急かさないで待ってて下さい」

コウは未だに荒らし対決をしている。

「コウ…それ絶対長引くよな…ってかいつ終わるん」

「荒らしが諦めたら終わります」

いつやねーん!!

⏰:07/04/29 03:40 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#77 []
カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ……

「……………」

「……………」

「……………」

カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ……

ええい!!!

「もーやめーーい!!」

「あ」

「なんじゃ!!」

コウは俺の顔を振り返りニヤリと笑った。

「この勝負、またも僕の勝利です」

どっちが勝とうがどーでもえー!

⏰:07/04/29 13:30 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#78 []
「さて、では依頼人の件を解決しましょうか」

依頼人!?解決!?

「なにそれ」

「GODROOMの来客の方ですよ」

依頼人やったんかい!!

つーか、りえに話あるんちゃうんけ!?

「コウ、あたしに話あるんじゃねーの?ないなら出てくし」

⏰:07/04/29 13:33 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#79 []
りえはふわふわと窓に近づいた。

「まぁ、座ってて下さい」

コウはパソコンを眺めながら言った。

「話すんなら早くしろよ」

イライラした口調でりえが言う。

「……………」

コウはたばこを手に取り、くるくると指で回した。

⏰:07/04/29 13:35 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#80 []
「志乃くん、最近世間では呪いと称する事件がはやっているのをご存知ですか」

「は?」

呪いと称する事件?
なにそれ

「知らん」

「そうですか、この依頼人の方もその被害者の一人だと僕は思っています」

⏰:07/04/29 13:39 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


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