【Devils×Night】
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#115 [オッズ]
支配者―――…

私はそう感じた。

それと同時にかっこいい!とも叫びたかった。

だって椅子に座っている男の子は素晴らしいくらいかっこよかったから。

漆黒の黒髪はウェーブがかかり、瞳は蜂蜜のような色をしている。
肌は青白く、大理石みたいにしなやかだ。

私はこんなときに最悪だと思いながらも、美少年を前にして心踊らせた。

⏰:07/05/12 15:11 📱:N700i 🆔:☆☆☆


#116 [かナょ]
私この話好きやから
あげ
当然ですよぉ

⏰:07/05/12 19:51 📱:D902i 🆔:/gd4Yexs


#117 [リカ]

すっごい面白いです
ハマりました
怖いんですけど、どん続きが気になりますッ
主サン文才ありすぎですよ-
これからも頑張って下さいね

⏰:07/05/12 21:20 📱:P903iTV 🆔:☆☆☆


#118 [オッズ]

かナょさん
そう言ってもらえて
感激です(´;ω;`)
かナょさんのためにも
頑張りますっ

⏰:07/05/12 22:17 📱:N700i 🆔:☆☆☆


#119 [オッズ]

リカさん
おもしろいって
言っていただけて
すごく嬉しいです(*´∨`)
文才なんて
ちっともないですよ
頑張るので
よかったら、これからも
読んでください

⏰:07/05/12 22:19 📱:N700i 🆔:☆☆☆


#120 [オッズ]
男の子が私を見つめた。

いたずらな笑顔をしていたが、私は威圧感に押し潰されそうだった。

金色の瞳は爛々と光を放っている。

「初めましてお嬢さん。
僕はキジ。
その様子だと……弟さんは食べられちゃったみたいねぇ……」

キジと名乗った少年は、そこでクスクスと笑った。

再び怒りと悲しみが私を押し寄せる。

驚きの連続で、私は家族の死を完璧に受け入れられてなかったらしい。

私は悪趣味な少年に怒鳴ろうとしたときだった。

⏰:07/05/12 22:27 📱:N700i 🆔:☆☆☆


#121 [オッズ]
「ニャァ!」

泣き声と同時に真っ赤な猫が、私の横を通り抜け、キジの膝の上に飛び乗った。

「あ……」

ゴミ捨て場にいた猫だ。

真っ赤な毛の猫なんて、なかなかいるもんじゃない。

私が猫に気をとられていると、キジが陽気に猫に話し掛けた。

「いつまでその姿でいるつもり?」

猫はキジを見つめると、笑った。

笑ったのだ。

⏰:07/05/12 22:34 📱:N700i 🆔:☆☆☆


#122 [オッズ]
そして猫はキジの膝の上から可憐に飛び降りたと同時に変身した。

猫だったのに、次の瞬間には人間になっていた。

目を丸くして驚いている私を見て、キジが意地悪く笑う。

背後でオッズが不気味な笑い声を出しているのも聞こえる。

「ありえない……!」

私はそう呟き、猫だった男の人を眺めた。

「ありえるさ。
彼の名はハインリッヒ。
もともと人間だったんだけど、わけありで普段は猫の姿。
僕の近くにいるときだけ人間の姿になれるってわけ」

⏰:07/05/14 21:46 📱:N700i 🆔:☆☆☆


#123 [オッズ]
キジはそう説明して、私にわかった?と、解いたげな視線を送った。

私は更にポカーンとした。

なになに?
普段は猫だけど、本当は人間?
そんなのってあり?
こんなお伽話みたいなのあっていいわけ?

「まぁ、彼は僕の下部だね。彼のことはトラと呼んでやってくれ」

キジは満足そうにそう付け加えた。

「え?!」

はっ?!
トラ?なんで?
ハインリッヒっていう格好いい名前があるのに?
しかも下部って……。

「そう呼んでください」

⏰:07/05/14 21:53 📱:N700i 🆔:☆☆☆


#124 [オッズ]
「……わかった」

私は納得いかないまま、一応うなずいた。

トラは悩ましげな笑みを浮かべている。

猫の時のような真っ赤な色をした髪が、彫刻のような美しい顔にかかっていた。

背はすらっと高く、黒いタキシードのような服がよく似合っている。

猫の姿より、人間の姿の方が素敵……。

そこで私はハッとした。

私、ここで何してるんだ?

美少年と美青年と気持ちの悪いウサギ男に囲まれて、談笑をしに来たわけじゃないことは確か。

⏰:07/05/14 22:00 📱:N700i 🆔:☆☆☆


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