【Devils×Night】
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#141 [オッズ]
リリーは犯罪を隠すことは無かった。
そのため、すぐにリリーの犯行だと言うことが周囲に知れ渡ってしまった。
そして、彼女はついに捕えられたのだ。
魔女だ人食い鬼だと罵られ、リリーはひどい拷問を受けたうえで、火やぶりにされた。
しかし、それでも彼女の僕に対する愛は途絶える事無く、殺人は彼女に快楽を与えた。
それらを忘れることができなかったリリーの魂は、現世にとどまった。
:07/05/23 19:37
:N700i
:☆☆☆
#142 [オッズ]
―――――――――…
「そして、その魂を僕があの人形に閉じ込めたのさ」
最悪な話―――…。
私は鳥肌のたった腕を擦った。
リリーは生きていた頃から、人間を食べていたんだ。
……そういえば、話がかなり昔っぽかったけど、コイツは一体何歳?
「リリーはこの屋敷に居るかぎり、自由に動くことはできなかった。
ところが、数日前にリリーは盗まれてしまった。
盗んだ男はリリーに食われたらしがな」
キジは憎々しげに笑った。
「あ……」
公園で殺された人だ。
「……ねぇ?
私をなんでここに呼んだの?」
:07/05/23 19:49
:N700i
:☆☆☆
#143 [オッズ]
キジは天使のような美しいほほ笑みを讃えながら、椅子から立ち上がった。
ゆっくりと優雅に私に近づいてくる少年は、何ていってよいかわからないが、人間ではないような気がした。
近くで見るキジは息が詰まるほど、綺麗だ。
「君を、助けてあげよう」
私はしっかりとキジが差し出した手を握り締めた。
ひんやりとした滑らかで陶器のような手。
……彼女は……リリーは、どれほどこの少年を愛していたんだろう。
:07/05/23 19:55
:N700i
:☆☆☆
#144 [ヒナ]
久々にカキコしました☆毎日チェックしてます(*´▽`)
頑張って下さいね♪
:07/05/23 21:01
:W44K
:Riw/hv3k
#145 [Ayu]
:07/05/24 07:39
:P902iS
:RAfIDm/U
#146 [オッズ]
ヒナさん
かき
してくれて
ありがとおございます
毎日チェックしてて
くれたんですか(゚Д゚)

光栄です

めちゃ頑張ります
:07/05/24 22:43
:N700i
:☆☆☆
#147 [オッズ]
Ayuさん
おもしろいって
言ってくれて
ありがとおございます

嬉しいです(*´∪`)
更新
わ
明日、しに来れたらと
思います

すいません
:07/05/24 22:46
:N700i
:☆☆☆
#148 [オッズ]
「……それで、助けるって具体的にどうしてくれるの?」
殺風景だった部屋にいつのまにか、豪華なテーブルと椅子があらわれた。
私はそっとその椅子に座ってみたけど、かなり嫌な感じだった。
椅子は不気味な唸り声をあげているし、時々ガタガタと震えた。
テーブルにはオッズがお菓子と紅茶みたいな飲み物を用意してくれてたけど、絶対口にするのはやめようと心に決めた。
キジは気にする事無く、手掴みでケーキのようなお菓子を頬張っていた。
トラはキジの後ろに姿勢良く立っている。
「あのさ……」
「何?」
キジは顔をこちらに向けたが、むしゃむしゃとお菓子を食べ続けている。
:07/05/25 22:41
:N700i
:☆☆☆
#149 [オッズ]
「うん……。えっと、私の家族……お父さん、お母さん優太はどうなるの?」
キジの手がピタリととまった。
蜂蜜色の瞳に不審の色が広がった。
「どうなるもこうなるも死んでいるだろう?」
眉間にしわがよっている。
「そうだけど……」
私の頬に涙が伝った。
キジならなんとかしてくれるんじゃないかって……。
お父さんたちを殺したのは人形だし、人間じゃないんだし……。
だから―――…。
:07/05/26 18:31
:N700i
:☆☆☆
#150 [オッズ]
でも、そんなはずないんだよね。
いくらキジだって、人間を生き返らせることなんてできるはずないし。
そもそも私はキジのことを何も知らないんだ。
偉そうにしてるけど、本当は大したことはできないガキかもしれない。
それに相手が誰であろうと家族が殺されたのは明らかなんだ。
なのに期待しちゃうなんてバカだよね……。
キジはそっと椅子から立ち上がると、次の瞬間には私の横に立っていた。
困ったように私を見つめている。
「わ、私だって……い、生き……返らせるられるって、本気で思ってた……わけじゃない!……けど」
私はわんわんと泣き声をあげた。
:07/05/26 19:39
:N700i
:☆☆☆
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