俺がヲタクになる理由
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#80 []
ならなかったが…

「よー!今日行くんだろ!?」

教室に入った瞬間、渋谷がマクドのスマイルゼロ円に負けず劣らずの笑みで言ってきて、俺は更に行く気がなくなった。

「あ〜わりぃけど…」

「行くよな?」

那智が般若のような表情で俺を睨む。

「……はい。行きます」

⏰:07/10/07 04:39 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#81 []
「それでこそマッキーだ」

「よっ、色男!」

…意味がわからない。

何が色男だ、馬鹿渋谷。

「で、行きつけってどんな店よ?」

俺の言葉に、那智と渋谷は顔を見合わせる。

ははーん、こいつら二人で行ったことある店だな。

やはり嫌な予感は的中か?

⏰:07/10/07 04:43 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#82 []
「着いてからのお楽しみだ、なぁ渋谷!」

「おう!マッキーも絶対気に入るぜ!」

「…渋谷は気に入ってるのか?」

「もっちろん!!」

「……そうか。」

渋谷のお気に入り…

絶対行きたくない。

⏰:07/10/07 04:45 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#83 []
「9時にお前んち迎えに行くわ!」

ルンルンな声で那智は俺に言い放ち、自分の席についた。

「…はぁ…めんどくせ」

俺はその日の授業中、ずっと断る言い訳を考えていた。が、

頭脳明晰が備えられていない俺の頭では無理だった。

⏰:07/10/07 04:48 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#84 []
無い脳みそのみそを使いまくったが、俺の脳みそは、みそはみそでも蟹みそがつまってるんじゃないか、という程何も思いつかなかった。

そして時間だけが虚しく過ぎてゆき…

「マッキーお迎えきたよーん!!」

9時になってしまった。

⏰:07/10/08 00:49 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#85 []
ん…9時?

「…那智さん、俺にはまだ8時のように見えますが?」

「8時だよ〜ん!」

コイツ…もう酔っ払ってるのか?

「全員集合!!」

いつの時代かわからないバラエティー系フレーズを言い放ち、那智の隣から渋谷が飛び出した。

「…うぜ〜……」

⏰:07/10/08 01:32 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#86 []
「この時代、色んな人がいるのだよ、国彦くん」

国彦て呼ぶな。

「世の中、ウザイ人がいてもいいではないか、渋谷くんのように」

「って、俺かい!」

「ウザイって言葉が似合うのはお前しかいないじゃん?」

いえ、那智くん、きみもその言葉ピッタリだよ。

⏰:07/10/08 01:36 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#87 []
「本当に行くのか?」

「当たりめーだろ!」

「マジか〜」

「誰のために誘った思ってんの?お前のためだろ!」

…俺のためを思うならほっといてくれ…。

「そりゃどーも」

「礼にはおよばんよ、国彦くん」

⏰:07/10/08 01:38 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#88 []
那智と渋谷に連れられ、
俺は嫌々那智行きつけの店へと足を運んだ。

「ここ!?」

那智が足を止めた店は
見るからに怪しげな店。

ピンク色の照明が小さな扉のすきまから見える。

さらに怪しいのは店の扉にかかっている看板。

⏰:07/10/08 03:41 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#89 []
「…妄想パブ…って?」

「入ったらわかるって!」

看板見ただけで入りたくない。わかりたくもない。

なんだよ、妄想パブって

「さぁさぁ、国彦くん入った入った!」

嫌だ…何このノリ…

嫌だーー!!

「はぁい!いらっしゃい」

⏰:07/10/08 03:44 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


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