俺がヲタクになる理由
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#140 []
「なんでキレてんの!」

「自分の胸に手を当てて聞いてみろ」

「………」

渋谷は胸に手を当てているのか無言になった。

「何が聞こえるよ?」

「…心臓の音です」

⏰:07/10/23 03:09 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#141 []
「よし、じゃあステップ2。メールの送信履歴を見てみろ。オ・レ・に・送ったメールをな!」

無言なまま受話器ごしにカチカチとボタン操作をする音が聞こえる。

しばらくして小さな渋谷の声が俺の耳に入った。

「も…もしかして…もしかしなくとも…このメールでキレてんの?」

「おう、もしかしなくともそのメールでな。どーゆー事か説明してもらおうか」

⏰:07/10/23 03:13 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#142 []
「いや、だってさ、マッキーベロベロに酔ってたし…それに……」

「なんだよ」

「…怒らないで聞けよ?」

俺がいつ怒ったよ?
今か?

「内容による」

「…マッキー学校の女子に嫌われてるからかわいそうに思ってさ…それで…」

なんと!!
怒りよりもビックリ!
この俺が渋谷に同情されるとは。

⏰:07/10/23 03:18 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#143 []
「…お前……」

「ごめんって!だから怒らないでつったじゃん!」

「普通怒るだろ!お前今日俺がどんな恐ろしい目に合ったかわかるか!?ピンクなんだぜ!?目覚めたら視界がピンクだぜ!?ありえねーつの!」

「…ピンク?…何が?」

「視界がピンクなんだって!今もピンクだし!俺がピンクの中に居るんだぜ?恐ろしいだろ!?」

⏰:07/10/23 03:21 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#144 []
「…それは…確かに恐ろしいけど…」

「お前がゆーな。お前が原因だろ!」

「…ごめん」

やけに素直だな。
不気味。

「電話してるの?」

突然部屋のドアが開き、あみが俺を見ながら言った。

⏰:07/10/24 02:56 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#145 []
「あ〜…おう」

「マッキーまだあの店員と一緒なの?」

渋谷が楽しそうに言った。

「うるさい。じゃーな」

「待ってマッキーあの…」

渋谷が話し終わる前に俺は電話を切った。

⏰:07/10/24 02:59 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#146 []
「誰と電話してたの?」

ムスッとしながらあみが問う。

「誰でもいーじゃん」

「誰よ!!」

お前は俺の彼女ですか

「昨日一緒にいた奴だけど」

「…そっか。」

そんな薄い反応するなら聞くなよ!

⏰:07/10/24 03:00 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#147 []
「…はい。これ…」

急にしおらしくなったあみは俺にコーヒーを差し出した。

気がきくじゃん。

「サンキュ!…あまっ!」

一口飲んで吹き出しそうになった。

なんだこれ。
砂糖何個入れてんだ!?

⏰:07/10/24 03:32 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#148 []
「甘かった?」

甘すぎだっつーの。

「お前飲んでみろよ」

あみは俺からコップを受け取り一口飲んだ。

「…にがぁぁあい!!」

…………は?

こいつはどーゆー味覚をしてるんだ?

「苦くて飲めないよ〜」

………嘘だ。
俺は本能で嘘だと悟った。

⏰:07/10/24 03:36 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#149 []
あみは苦いと言いながら
自分用のコップを両手で持ち、ゴクッと飲んだ。

「それ何」

「あ、飲んでみる?」

あみはニッコリ微笑み、俺にコップを差し出した。

「…………」

これを飲めと?

コップの中には
俺が今まで生きてきた中で見たことのない色の液体が入っていた。

⏰:07/10/24 03:39 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


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