俺がヲタクになる理由
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#150 [
]
「…何これ」
「ストロベリーホワイトチョコクリームだよ」
ナンデスカソレハ。
またもやピンク!
コップもピンクだし中身もピンク!
そして今いる空間もピンク!!ピンク!ピンク!ピンク!!!
「…頭いたい…」
:07/10/24 03:41
:SH901iS
:☆☆☆
#151 [
]
:07/10/24 03:42
:SH901iS
:☆☆☆
#152 [
]
「風邪〜?」
この空間のせいです
「かもな。帰るわ」
俺は立ち上がったが
またもやあみに止められた
「待って、ねぇ、携帯番号教えてよ」
絶対いやだ。
言い訳…言い訳……
:07/10/24 19:26
:SH901iS
:☆☆☆
#153 [
]
脳みそのかわりに蟹みそがつまっている俺は
やはりいい言い訳が思いつかず、思考回路が停止した
「赤外線通信しよ」
あみの言葉にただ言いなりになるしかない。
「…はい」
どうかこのピンクの部屋が赤外線の邪魔をしますように。
俺は祈る事しかできなかった。
:07/10/25 02:43
:SH901iS
:☆☆☆
#154 [
]
ピンクの部屋は
俺の頭を痛めるだけ痛めただけで、赤外線をスムーズに発信した。
「はい!これでOKだね!メールするよ」
しないで。
「待ってるわ」
この赤外線受信が、俺をヲタクへと招待する引き金になるなんて、不思議の国にいる俺は全く想像できなかった。
:07/10/27 03:11
:SH901iS
:☆☆☆
#155 [
]
【5☆メルカノ】
「マッキーおはよ!」
まだ半分夢の中なまま身体だけが通学路を歩く俺の背後から、爽やかな挨拶が聞こえた。
「マッキー、お・は・よ」
「…おう。朝からきみは爽やかだねぇ、那智くん」
芸能人に負けないほどの白い歯を剥き出しに那智がスマイルで近寄ってきた。
:07/10/27 03:18
:SH901iS
:☆☆☆
#156 [
]
「寝癖直してねーじゃん。どったの?」
なーにが
どったの?じゃ。
キモいっつーの。
「俺にかまうな」
「なんで〜!俺とマッキーの仲じゃん」
「俺とじゃなくてバニーとの仲がよろしいんだろ」
「……やきもち?」
:07/10/27 03:20
:SH901iS
:☆☆☆
#157 [
]
「違いますー」
たしかにタイプだけどさ
「ダイジョブ、ダイジョブアル。ワタシ、アナタダケノモノアルヨ」
何人!?
つーか、お前をとられる心配じゃねーから!!
:07/10/30 00:15
:SH901iS
:☆☆☆
#158 [
]
「で?昨日はどーだったのよ?」
「なにが」
「またまた〜!渋谷から聞いたぜ?お前1位の女と一晩過ごしたんだろ?」
渋谷…アイツ、ブットバスアルヨ。
「どーだったのよ?」
興奮気味に那智が言う。
「…まるで僕は不思議の国のアリスのようでした」
「すっげぇ!!!」
はい、とても。
:07/10/30 00:23
:SH901iS
:☆☆☆
#159 [
]
俺と那智が下らない話をしていると、
俺のケータイが鳴った。
《掴もうぜ!ドラゴンボール♪》
「マッキー携帯鳴ってるぞ。まさかあの1位の子だったりして〜」
那智がニヤニヤしながら言った。
「まさか」
そのまさかだった。
:07/10/30 03:32
:SH901iS
:☆☆☆
#160 [
]
俺はメール画面を見た瞬間脳内が花畑になった。
またもや…
「うわっ!画面真っピンクじゃん!見にくっっ!」
俺の携帯をちらっと覗いた那智が目をチカチカさせながら携帯から目を逸らした
「…読めねぇ…」
送信者は《あみ》
受信メールは
恐ろしくピンクな
デコメールだった。
:07/10/30 03:36
:SH901iS
:☆☆☆
#161 [
]
背景もピンクで
文字もピンク。
背景と文字の色の違いは、デコメールに慣れている達人級の女にしかわからないほど区別がつかなかった。
俺?もちろん全く読めません。
かわいらしい花柄のフレームからカーソルを下へと持っていくと、一部黒くなって、何かに接続できるようになっていた。
:07/10/30 03:40
:SH901iS
:☆☆☆
#162 [
]
恐る恐る俺は黒くなっている部分をクリックしてみた。
もしかするとこのメールの解読文が現れるかも…と思っていた馬鹿な俺の思考は虚しく崩れ落ち、あみへの殺意が芽生えた。
《出会いサイト☆ラブピンクへようこそo(^-^)o登録はクリックした際、自動的に行われています♪当サイトの登録料は毎月3千円です☆では良い出会いを♪》
:07/10/30 03:45
:SH901iS
:☆☆☆
#163 [
]
:07/10/30 03:47
:SH901iS
:☆☆☆
#164 [
]
「…あの女ブッ飛バス…」
「なに?何て書いてあったの?」
まだあの異色メールで目がチカチカするのか、目を擦りながら那智が言った。
「…これ」
俺は那智に出会いサイトラブピンクに登録してしまった画面を見せた。
「………ドンマイ」
本当にドンマイ、俺。
:07/10/31 02:29
:SH901iS
:☆☆☆
#165 [
]
「これ、もう登録されてんの?」
「みたいだね。3千円とられたみたいだね」
「うわ〜詐欺じゃん!つーか、メール何て書いてあんのよ?」
「読めねーよ」
読めっかよ、こんなピンク
「じゃ、学校ついたら女子に解読してもらおーぜ」
:07/10/31 02:31
:SH901iS
:☆☆☆
#166 [
]
「槙山くん、おはよ!」
学校に着き、教室に入った瞬間ユリが女子の輪を抜け出し俺のもとへ笑顔で走ってきた。
「おー」
ちらっと女子の輪を見ると皆あからさまに怪訝な顔つきで俺を見ていた。
「見てんじゃねーよ」
ブス。と付けたいところだが恐ろしいので言わないぜ
:07/11/04 02:22
:SH901iS
:☆☆☆
#167 [
]
「あれ?ユリはまだマッキーとコレなの?」
那智が手でハートを作りながらユリに言った。
「え〜えへへ」
軽く顔を赤らめながらユリが俯く。
「どーでもいいじゃん。つーか、ユリこのメール読めるか?解読してくれ」
俺はあの恐ろしくピンクなメール画面をユリに見せた
:07/11/04 02:25
:SH901iS
:☆☆☆
#168 [
]
「……んー」
しばらく目を細めながらメール画面と睨めっこをしていたユリが口を開いた。
「“このサイトちょーはまるからやってみて

下のアドレスをクリックしたら自動的に登録されるから気をつけてね


登録するかはキミに任せるよん

”って書いてあるよ〜」
…くそ!何が任せるだ!気ーつけろって書くならもっと読みやすいメールしやがれ!!
:07/11/04 02:30
:SH901iS
:☆☆☆
#169 [
]
「…槙山くんもしかして登録したの?」
ユリが不安げな表情で聞いてきた。
「した」
不本意ながら。
「…ほんとに?」
「した」
俺も無意識のうちにな。
「…じゃあ、このサイトで出会い捜すの?」
「しらねーよ」
今はあの女をどうするかで頭いっぱいでそれどころじゃねーよ。
:07/11/04 02:33
:SH901iS
:☆☆☆
#170 [
]
授業中、またもや携帯が鳴った。
《掴もうぜ!ドラゴンボール♪》
「誰だ!授業中に携帯鳴らしてる馬鹿者は!!」
やべっ!
「すんませ〜ん!」
「なんだ、渋谷か。授業終わったら職員室まで携帯取りにこい。」
あれ?俺の携帯じゃねーのか?
:07/11/07 02:34
:SH901iS
:☆☆☆
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